街灯のように ページ12
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次の日の朝。６時半に好きな歌手の歌のアラームで目が覚める。
窓を開け換気させることが朝起きてすぐやることの癖なので、それをいつもやる。
身支度をして、朝食を食べずに外に出る。
向かう場所は、君のアパート。
１階の一番はじ。101号室。
君に渡されている合鍵で静かに、扉を開けて中に入る。そしていつものように窓を開けて食パンを焼いて、甘いコーヒーと苦いコーヒーを一つずつ作る。
あれ、いつもはこの時間に起きてくるはずなのにな。
少し気になって、キッチンから離れて君の寝ている部屋に向かう。ドアをゆっくり開ければ、白い布団に包まれた天使がそこに眠っていた。
「おーい、A？朝だよー」
ゆさゆさ、と揺らしてみるが丸まっている君はさらに丸まるばかり。
「A〜？」
んー、と声を漏らして寝返りをうつ。その拍子に少し、目を開いた。「じにょん…？」
「ん。おはよう、朝だよ」
君は、うっそー、やだ、と呟いて布団をかぶる。うそじゃない、やだじゃないと返して布団を剥がす。
「寒いよ、ジニョン」
ちょっと。そんなうるうるした目で見ないでくれる？
「でも起きなきゃ。今日もあるでしょ？」
えー、と剥がした布団を持っている俺の手からそれを奪おうとする君に告げる。「じゃあ、俺先行くよ？」
君は案の定、えっと、固まる。
「朝ごはんは用意してあるから、自分でちゃんと行くんだよ」
ベットから出ようとすると、ぱっと手を掴んできた。「…やだ。起きるから」
「そう言って起きないでしょ？おれ忙しいの」
ちょっと強めに言ってるけど、心の中ではすごく笑ってます。
ちらっと目を配ると、君は俯いていた。
「…起きる。起きるから、先行かないで」
そう、細い声が漏れる。
思わず、視線をそらす。
俺今絶対ジェファンみたいにニヤニヤしてるよ。ああやだ。
「ん。じゃあちゃんと起きるんだよ？寒いけど、頑張って。
着替えてきてね。あっちで待ってるから」
そう声をかけて頭を撫でると、俯いたままの君は少しだけ頬を赤くして無言で頷いた。ほんと可愛すぎ。
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gumi - nonさん» 初めまして!!わー！気づいていただけたのですね！すごく嬉しいです^^ ２の方にもコメントありがとうございます!!! (2018年4月2日 11時) (
レス) id: b667432b9d (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - 初めまして！こちら読ませて頂いていますが"一目惚れしました"と話が繋がっているんですね^ ^こちらも楽しみにしていますので更新頑張って下さいね！ (2018年4月1日 22時) (レス) id: 05e664ed41 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - おりおんさん» ありがとうございます!!頑張りますね^^ そうなんです!!スキー ジャンプの予選で流れていました!! (2018年2月9日 15時) (レス) id: 23de9b5470 (このIDを非表示/違反報告)
おりおん - 続きがはやく見たいです…!続編頑張って下さい!! え、wannaoneの曲流れたんですか!?!? (2018年2月8日 22時) (レス) id: aee52d8b42 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - baekdoさん» うわー！毎日待ってくださっているなんて！作者は本当に幸せです…涙 はい！気に入っていただける作品が書けるように頑張ります！ (2018年2月8日 22時) (レス) id: 2d5ba8a921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gumi | 作成日時：2018年1月18日 17時
