STARSHIPがーる

ソナギチーム ページ23

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DL side

前奏が流れ、ミニョニヒョンが歌いだすと台にスポットライトが当たる。


Aの服装は、白のふわふわニットにパステルピンクの台形スカート。


6人共ピンクと白で揃えている。





サビの部分に入り、Aが歌い出す。




『僕達の悲しい涙を君には見られないように』




Aの綺麗な声が会場中に響き渡っていた。


SN「Aヌナ………凄い」




ソノやソンウヒョン達の目にはうっすら涙が浮かんでいた。






そして全員でハモるパートに入った。

ソンウニヒョンやジェファニとAのハモリはピッタリ重なり、

さらに多くの練習生達が涙を浮かべ始めた。







『大丈夫 すぐ過ぎる夕立でしょ』

最後の歌詞を切なそうに歌い上げるA。



「本当に、凄い…」


WJ「ヤバすぎ………」


KL「こんな歌い方早々できないよ」



Aと知り合っていない練習生達も圧倒されていた。


当然僕も。



歌い終わると同時にAの大きな瞳から一筋の涙が伝っていった。


その姿に誰もが見惚れていた。

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