誰かの花になれれば

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凛花『まず黙っててごめん。社長とか世間に
バレたらとか考えてなかったわけじゃないけど軽率だった』

竜星『俺はなんとなく気づいてたけどね』

竜星はヘヘッと笑った

凛花『最初はバレたら脱退しようって思ってた…
でもそれは恋愛で気持ちが浮かれてたから…』

凛花『皆一生懸命活動して、練習してるのに、
Fairyに100%注げてない自分がすごい嫌になって』

『そんなことない』

凛花『だから浮かれてる自分に喝入れて、
やって来てたはずだったのに、その先がこれってさ…
本当情けないよね？ごめんね、こんなリーダーで』

『凛花は私達が辛い時は寄り添ってくれて、
メンバーが嫌がること率先してやってくれて、
どんなハプニングにも動じないし、
そんなこと私にはできない』

凛花『私はAがずっと羨ましかった
常に笑顔で誰からも好かれて、物事ハッキリしてて、
相手が誰だろうと強気でいく姿勢やメンタルも…』

『よく言うとそうだけど、
悪く言うと喧嘩早いワガママだよ。』

凛花『そんなAに救われてるっていうか…
本当に一緒にいてくれてありがとう』

宝『A？ないてるん？』

竜星『顔ぐっちゃぐちゃ』

『うるさい…もぉ〜泣』

凛花『Aって泣いた顔ゆきにぃだよね』

竜星『確かにそっくり』

『凛花、竜星、口縫うよ…』

凛花『竜星も宝もこんな同期
見捨てないでくれてありがとう！』

宝『当たり前やん、俺らはずっと最強の同期』

竜星『うん、最強最高！』

私達は気が済むまで話して笑い合った

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