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…え、なんでいんの、
もしかして今の一連の行動を見られてた？
ってか、
……隣にいるの、前に見たことあるやつじゃん。
ぼーっと俺を見るAの顔の前に手をかざして、首を傾げてる背の高い男。
はっきり覚えてる。
前に彼女が俺のバイト先に来たときに、一緒にいた男。
確かAの大学の後輩って言ってた気がする。
「ふっか、」
回路を繋げるように、頭の中をグルグルと働かせる俺に、声をかけてきたのはAの方だった。
隣の男を連れたまま近づいてきたAは、「…大丈夫？」と俺の顔を覗く。
…あーあ、
さっきまでこいつに会いたいと思ってたからか、その仕草に胸が鳴る。
『見てた？』
「うん、めちゃめちゃ目立ってたから、」
マジかよ。
やっぱ見られてたんだ。
「Aさん、」
彼女の後ろ、俺より目線の高い"後輩くん"が彼女の名前を呼ぶ。
……下の名前で呼ばせてるって、
そんなに仲良いのか？こいつら。
「あぁ、ごめん目黒。この人私の、」
そこで言葉を止めたA。
そのまま、その男を見上げて複雑そうな表情を浮かべる。
……え、"私の、"なんなわけ？俺は。
「知ってますよ、前に会ったことありますよね。」
言葉に詰まる彼女に微笑んだ後輩くんは俺の方を見て、そう言って笑う。
その瞳から挑発的な何かを感じるのは俺だけ？
…ムカつくくらい整った顔してんな。こいつ。
前髪を持ち上げた髪型も、この顔だからできんだろうな。…あれ、なんて言うんだっけ、この髪型。
『…あぁ、俺のバイト先に来てくれてましたよね？Aと一緒に。』
「あ、その時か。確かに会ってたね。」
Aは呑気にそう言って、納得したように頷く。
『深澤辰哉です。いつもAが世話になってます。』
「待って、ふっか。私あんたに世話になった記憶ないんだけど。」
『そうだっけ？』
笑ってそう言えば彼女はムスッとした顔をする。
……いちいち可愛いな、お前は。
「目黒蓮です。」
その声にAに移していた視線を戻す。
『目黒くん、ね。よろしく。』
「うっす。」
なんでだろうな、その目からすげぇ敵意を感じた。
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ひすい - 面白すぎて一気に見てます、、！ふっかさんと両片思いに歓喜しながら、めめやひーくん切なすぎて今泣きながらコメント書いてます。笑色んな感情がぶわ〜って感じです！最高です！ (2020年12月12日 23時) (
レス) id: 85cba31a0e (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - 名無し85099号さん» コメントありがとうございます！！そんな風に言っていただけて本当に嬉しいです！！最後までよろしくお願いします…！！ (2020年6月3日 13時) (レス) id: e5c6dc30ce (このIDを非表示/違反報告)
名無し85099号(プロフ) - ほんとに焦らされまくりました！本気でどの作品よりも主様のお話が一番好きです！大ファンです！最終章楽しみにしてます！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: ead5991952 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - 凛華さん» こんにちは、コメントありがとうございます…！照もかわいそうな感じになっちゃいましたもんね…、どのような形でふっか以外の落ちも書くか、今いろいろ迷い中です…、とりあえずは完結まで明言はできませんが、今後もよろしくお願いします…！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: e5c6dc30ce (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - こゆきさん！こんにちは(^^)深澤くん、目黒くん落ちも需要あるって言ったのに、照くん落ちもすっごく見たいです……… (2020年5月28日 17時) (レス) id: 8c58893707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆき
| 作成日時：2020年5月13日 15時
