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「え？」
北斗「先輩全然おばさんじゃないし、可愛いんだし、俺みたいな会って間もないヤツに寝顔さらしちゃダメですよ……心臓に悪い……」
松村くんは謎に頬を赤らめながら言う。
いやなに照れてんだよ。
「……大丈夫。私は立派なおばさんだから。寝顔なんかまったく需要ないし。でもそれに比べて松村くんは需要ありまくりなんだから、気を付けないとでしょ？」
そう言って私は松村くんの頭をポンポンと撫でる。
松村くんは拗ねたように俯く。
北斗「……先輩ほんとひどい。」
「え？」
北斗「……」
「…え、きゃ！！」
松村くんは急に私の手首を掴むと、そのままベッドに押し倒した。
突然のことに思わず頭が混乱する。
「ちょ、松村くん……！！」
北斗「……昨日酔ってたかもしんないけどさ、あんなに可愛い顔で言われたらそりゃ期待しちゃうじゃん。なのに、忘れたって……」
「それは……もう……ほんとごめん。」
松村くんはむうっとふてくされたような顔になって言う。
北斗「……A先輩。俺だって男だよ。」
「……松村くん……」
北斗「俺、ほんとに先輩のこと好きで好きでたまんないだから。変な期待させないでよ……」
松村くんはそう言いながら、私の頬を撫でる。
その優しい手つきに私は思わずビクッとする。
「松村くん……ちょっと離れようか……」
北斗「……やだ。」
「……松村くん。」
北斗「いやだ。」
「離れよ？てかまず付き合ってもないよね？私たち。」
北斗「じゃあ付き合おう？」
「なんでそーなる？」
北斗「俺先輩のこと好き過ぎてたまんないもん。いいでしょ？」
「よくない。」
北斗「先輩好き。付き合ってください。」
「この間も聞いた。」
北斗「じゃあ付き合って。」
「お友達からお願いします」
北斗「ねぇ先輩！！」
「もー離れて」
北斗「やーだ！！！」
なんだこのわんこ……
全然離れてくんない……
私はすきを見て松村くんから逃げ出す。
北斗「あ！待って先輩！！」
「むりむり！！仕事あるし！！」
北斗「先輩デートしよ！！」
「だから仕事！！」
松村くんはぎゅっと後ろから私に抱きつく。
「松村くん！！離れよー」
北斗「やぁーだ！！！」
「まじ仕事だし〜！！」
なぁーんだこの終わり方 ｂｙ作者
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すのうHIINA - 夜桜さん» 初めまして！！ありがとうございます！！夜桜様をきゅんきゅんさせられるように更新頑張ります！！ (2023年4月29日 23時) (
レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして ！ 作品ご愛読させていただいております ！ 塩な北斗くんが犬系になるの本当に素敵です！ストーリーもめっちゃ好きです！！更新頑張ってください！ (2023年4月1日 18時) (レス) @page10 id: d6e64cd393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2023年3月28日 18時
