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Aside
「……ん、」
カーテンの隙間から差し込む朝日と、わずかに聞こえる小鳥のさえずりで目を覚ます。
……頭痛い……飲み過ぎたかな……？
そう思いながら目を開けると、目の前の光景に固まった。
そこには、綺麗で透き通るような肌に長いまつげ。
整いすぎてるその顔面。
……松村くん！！？？
「！！？？」
ビビりすぎて思わず後ろに後ずさる。
すると、ベッドの振動で松村くんも目を覚ます。
北斗「……んん……、せんぱい……？」
眠そうに目を開けて、ニッコリと微笑む松村くん。
北斗「……おはよ、先輩。」
「……えぇぇ！？な、なんでいんの！？」
ビックリして後ずさりしすぎて、ベッドから落ちる私。
北斗「えぇ！？ちょ、先輩！？」
「……いった……まじ目覚めた……」
松村くんがベッドの上から手を差し伸べ、私は恐る恐る掴むと強い力で松村くんは私を引き上げる。
すると、その勢いのまま私は松村くんの腕の中にすっぽりと収まる。
北斗「せんぱぁーい……まさか、忘れたんですか……？」
「えっと……なにを……？てか、離してもらっても……？」
北斗「本気で忘れたんですか！？」
松村くんはシュンとなった声で言う。
「え？……いや、まず離れよう。」
北斗「えぇ……」
私は秒で松村くんから離れると、昨日のことを必死に思い出す。
北斗「どこまで覚えてます？」
「……大我と高地と飲んだ、それで松村くんに迎えに来て貰った。……ぐらい、」
北斗「え！？じゃあハグしたこと覚えてないんですか！？俺が言ったことも？」
「……なんか言われたような気がするけど、ごめん。……まって私ハグしたの！？」
北斗「先輩ひどい……」
「……ハグしたのマジなんだ、ごめん。ほんと覚えてなくて。」
北斗「先輩昨日、俺とハグしたまま寝ちゃったんですよ？ほんと寝顔可愛かったです。」
「ごめんその感想は求めてないかな……」
北斗「それで、俺先輩のことおぶってここまで来たんです。一応意識はあったんで、家教えてもらって、ここまで運んで俺も力尽きて寝ました。」
「……ナルホド……じゃないわ！！全然なるほどじゃない！！松村くん！！私みたいなババアのハグは避けろ！！」
北斗「なんで俺怒られてんすか！！」
「いくら雰囲気だったとはいえ、避けないとダメでしょ……あんた襲われるよ？」
北斗「いや、それは俺のセリフなんですけど。」
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すのうHIINA - 夜桜さん» 初めまして！！ありがとうございます！！夜桜様をきゅんきゅんさせられるように更新頑張ります！！ (2023年4月29日 23時) (
レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - はじめまして ！ 作品ご愛読させていただいております ！ 塩な北斗くんが犬系になるの本当に素敵です！ストーリーもめっちゃ好きです！！更新頑張ってください！ (2023年4月1日 18時) (レス) @page10 id: d6e64cd393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2023年3月28日 18時
