クロコダイルの娘がクロコダイル好きすぎてどんな場所にもついて来てしまう件について【ワンピース】

脱獄【20】 ページ48

貴女side

扉が開き、全員が武器を掲げて前進した時だった。


バギー「一体どういうことだ･･･？
軍艦が一隻もねーぞ！！」



そこには海兵も、軍艦もいなかった。

ただの海。



クロコダイル「なるほど。敵も思ったより馬鹿じゃなかったようだな」

貴女「どうするの？」

クロコダイル「海底には大型の海王類達。
確かにこのカームベルトこそがインペルダウン最大の防御壁だ」

貴女「無理って事？」

クロコダイル「まぁ。それに等しいな」



クロコダイルは簡単に言ったけど、周りは武器を手から落として落胆し始めた。



ジンベエ「嘆いてる時間はないぞ！
この出航は、つい先ほどマゼランから出された指示だ。
よく見ろ！」

貴女「あ！みてみて！あれって船？みえるよ！」

「ほ、ほんとだ！」

「でも、あんなに遠くちゃ･･･」

ジンベエ「安心せい！
わしがおる！！ここは任せてもらおう！」



そういうと、ジンベエは大きな扉の一つを簡単に取った。

そしてそれを海に浮かべると、多くは運べないらしいけど、数人連れて軍艦を奪うと言い始めた。

もちろん私とクロコダイル、ダズはそれに乗った。

あと、あの赤鼻さん。



ジンベエ「ええか！急ぐぞ！！」

貴女「きゃあっ！！」

クロコダイル「おい。しっかり捕まっとけ」



あまりのスピードによろけたけど、クロコダイルに捕まってなんとかその場を凌いだ。

あとはあのふねを奪うんだよね･･･

私も役に立たなくちゃ！

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