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呪術高専一年生-弐- ページ9

中学を卒業するまでは五条先生が度々様子を見に来てくれた。


1番やめて欲しかったのはサングラスの状態で中学校に来た時だ。


周りの生徒たちが校門を見てうるさかったので見てみたらそこには五条先生(グラサンver.)がいて「A〜!迎えに来たよ!!」と言いながらこっちに向かって手を振る…私からするともはや地獄絵図だった。


あの男、顔は、顔だけはとてもいいので、先生も生徒たちもキャーキャー言い、私に関係性を聞いてきた。


A「あ、いや別に知り合」


(五条)「どうも、Aの彼氏の五条悟といいます」


肩をぐい掴んで自分の方に引き寄せながら言われた。相変わらず距離感が近かった。


もちろん周りの大歓声、悲鳴、大絶叫その他諸々は凄かった。訂正するのに1時間は費やした。




そもそも年齢差的にそんなこと嘘だって分かれっての。









そんな彼は本当に最強だった。


私が出会った頃に目が悪いから、と思っていた目隠しは六眼という、まぁ言ってしまうと目が良すぎるためにしていたもので、隠れていた瞳はものすごく澄んだ青だった。







そんな先生に拾われてから半年以上経った。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

A「そもそもどっからその私が五条先生を好きだという情報流れてんの……」


ため息しか出ないようなデマ情報である。


(釘崎)「アイツ、Aとの距離感だけおかしいだろうが」


A「それは……五条先生ってそーゆー人じゃん?出会った時からそうだったしもう別に慣れた」


(虎杖)「俺ん時はAほど近くねぇよなぁ」


え、そうか??みんなそんなもんじゃないの??


(釘崎)「とにかくアイツはAのこと好」


(五条)「なになに〜、なんの話してんの??」




後ろから声がしたと思ったら頭の上にぐっと重みがかかった。




A「五条先生、毎回言ってますけどけっこう重いですし邪魔です」


話の中心になっていた五条先生がいきなり会話に割り込んできた。


4つの椅子に4人で座っていたため、彼が座れる椅子はなく、立ったまま私の頭に自分の顔を乗せて、腕を私の体を包むように組んだ。


野薔薇と恵があからさまに嫌そうな顔をし、悠仁は「おっす!先生!!」と元気に挨拶をしている。


(五条)「えーいいじゃん。減るもんじゃないでしょ」


A「減らずとも鬱陶しいです」


と言って頭の上にある顔の頬をぺちと叩くとあっさりと離れてくれた。

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 五条先生
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年1月4日 7時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美波 | 作成日時:2020年11月15日 1時

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