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序章-肆- ページ6

(?)「それで、僕に聞きたいこといっぱいあるんじゃないの???」


口角をこれほどかというほど上げてニヤッとしたその男の人はやはり目隠しをしているので正直不気味である。


A「あ、そ、れは!!たくさんあるんですけど!!!」


(?)「けど???」


A「きょ、距離…近いんで……も少し離れてもらっていいですか…」




近い。




この人、絶対距離感わかってない人だ。


(?)「え〜?僕これが普通なんだけどな」




多分あれだ。目が悪いんだ。


目が悪いというか、目の病気で、既に失明してしまって、それで人と少し目が違うから普段は目隠しをしているんだ。


うん、絶対そうだ。


だから人との距離感が分からない。




A「普通の人はもう少し距離感を取ってしゃべ」






ドスン






……ドスン????


うずくまった格好のままいる私と、それに合わせるようにしゃがんでいた目の前の身長高い男が視線を向けた先には先ほどと、いや、それ以上に禍々しいモノがいた。


しかし先ほどのモノとは違って手と足と思われるものが2つずつついている、人型。




(?)「これは…1級相当だね。なんでここに来たの?わざわざ僕に祓われに??僕、やっと会えたお姫様と喋ってたんだよね」


理解の追いついてない私の頭は既にパンクしていたが、男の人の「ちょっとごめんね」という声と共にお姫様だっこされた事で最早正常な脳の処理能力の限界を超えた。


そして男は一瞬のうちに私を抱えたまま路地の入口付近に行き私を下ろした。


(?)「ごめんね、もうちょっと待ってて」


そう言って今しがた現れた人型の何かに向かって歩き出した、目隠しを取りながら。




その瞳の色は、澄んだ青色だった。






その瞬間、私は意識を手放した。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

作者です!!!

思いつきで書き始めた小説なので口調の乱れ、誤字、キャラ崩壊、その他諸々温かい目で見ていてください!!!!

今の段階で多少シリアスな感じになっていますが本文入ったらそんなことはないです(多分)

久しぶりに書くので書き方が分かりませんが自分の欲望のはけ口みたいな所なので気長にゆっくり更新していこうと思います!!!

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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年1月4日 7時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美波 | 作成日時:2020年11月15日 1時

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