わんだふるデイズ【YG・HS・JN】

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画面には、ここにいるイケメン達が映し出されていた。










…防弾少年団…？










…BTS…？










ひとりひとりが紹介されたあと
イケメン達が歌い踊る姿が流れ始める。





…うわぁ………。





その素晴らしさに画面に釘付けになる私。










TH「…おっ？
　 この子もしかして俺達に見とれてる？」



JN「ヤ〜…ついに俺のワールドワイドも
　 人間だけにとどまらなくなったか…。」



JK「Ｐａｒｄｏｎ？」



こうやって冗談を言い合う彼らの
別人のような変貌ぶりに頭が混乱する。





…ほんとに…同じ人…？





画面の中の彼らは
かっこよくて、色っぽくて
迫力があるのに繊細で
そして…懐かしい気持ちになった。










…どうして…懐かしいんだろう…？










…ん？










あれ…










私って……………









・










…誰だっけ？









・










自分の顔も、名前も、歳も、家族も、
何をしていたのかさえ
何ひとつ思い出せない。



わかるのは、人間の女だったってこと。









……………。









まぁ…これ、夢だしね。



そういう設定なんだ、きっと。





心臓が早く脈打ち
不安に押しつぶされそうになるところで
無理矢理自分を納得させる。





YG「…じゃあ…買い出し行かないとな。」



JM「？ なんの？」



YG「ドッグフードとか、散歩行く為のリードとか
　 いろいろ必要じゃないか？」



HS「あ〜 そっか！ さすがだなぁ〜。
　 Hey bro〜♪」



ハイタッチを求める鼻筋イケメンに
少々めんどくさがりながらも
ちゃんと応える色白イケメン。





無関心そうだったのに…考えてくれてたんだ…。



…みんな、良い人達だな…。









・










これが、





彼らBTSとの





不思議な出会いだった。

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