その２ ページ23
「……」
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二人で見詰め合う事… 数秒。 やっと話し出した。
臣「来年さー ソロアルバムを出す事になった。
それと…春からソロライブもする…」
「え？ ホントに？」
臣「ホント。」
「凄い！！ おめでとう〜〜〜❤」
って思いっきり臣に抱きついた。
臣「ィッテ……」
「あっ、ごめん。 つい… 嬉しくて。
夢… 叶ったねぇ！」
臣「うん。 叶った… メンバーのみんなが後押ししてくれてさ。」
「隆二君は？」
臣「隆二？」
「うん。 臣がやるなら隆二君もやるんでしょ？」
臣「まぁーそうなるなぁ。」
「だよねぇ！ おめでとう〜言わなくちゃ！」
臣「別に、今しなくたっていいだろう？ それよりさ… せっかっく早く帰ったんだし…」
❤ (*/ω＼*) ❤
優音の声で目が覚める。
え？ ん？ 何時？
時計を見ると… １０時… １０時？ ﾊｧ―(｡ﾉЗ｀｡)―ｧ...
すっごい寝坊。
リビングで臣と優音…2人で…楽しそう〜〜。
「おはよう…」
臣「おっ。 やっと起きたなぁー。 おはようー」
優音「はよーーー」
「起こしてくれればいいのに…」
臣「起こしたよ？ なぁ？」
優音「なぁ！」
臣「だから2人で散歩に行ってきた。」
「えぇ〜〜ずるい！！」
臣「これ、買ってきたから食べよ！」
開けた袋から焼き立てパンのいい香りがした…
臣「昨日の話の続きなんだけど…」
「ソロライブの事？」
臣「うん。 これ、ステージのイメージ図なんだけど、ちょっと見てくれる？」
テーブルに大き目の紙が広げ垂れた… と、すかさず優音がペンを持ち出す…
「あ〜〜優音、これはダメよ！ パパのお仕事のだから… 優音はこっち！」
紙を広げてあげると、お絵かきを始めた… (*^-^)
臣「ここに花を置きたいんだ。」
臣が指さしたところには、色んな色で描かれた花達がイメージされていた。
「もしかして… これを私がアレンジする…の？」
臣「そう…。 俺としては… 照明で色んな色にかわるイメージなんだ…」
「生のお花を使うの？ 照明って結構熱くなるでしょ？
それに、毎回活けないとダメだから、私が地方にも行くことになる？」
臣「来てくれるのは、大歓迎だんだけど… やっぱり生の花だと無理があるか…」
「それに、照明の色を活かしたいんだろ、白い花…って事なるよ。」
なかなか答えが見つからないまま、時間が過ぎていく。
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作者名：櫻 | 作成日時：2018年3月13日 13時
