夢のために…その１ ページ22
春…
東京の桜も満開！！ 花見…したいなぁ〜〜〜。
でも、現実には、なかなか難しい…
今日も臣は遅いって言ってたなぁー。
最近、事務所での打合せが多い割には、帰りが遅い。。。
仕事の事だから深くは聞かないけど… なんか進んでるの？って気になる…今日この頃。
夕方、優音が遊んでる隣で洗濯物をたたんでると、
ロックが解除される音。
臣「ただいまぁ〜〜」
といつになく元気な声。
優音「みーー！！！」
だから…みーじゃなくてパパだって…^^;
臣「優音〜〜ただいま！」
優音を抱き上げる。
「おかえりなさい！ 随分早くない？」
臣「打合せが早く終わったから… 速攻で帰ってきた。ダメだった？」
「なんでー。 ダメな訳ないでしょ？ 優音良かったねぇ！ パパ帰ってきて」
「夕飯どうしよう？」
臣「外へ行くか？」
「折角早く帰ってきたんだから、家でゆっくりしたいでしょ？
有り合わせだけど… 何か作るわ！ 優音とお風呂…入ってくれば？」
臣「優音、風呂…入るか？」
優音「はいうーーー！！」
二人が入ってる間に、有り合わせだけ作った。
「ごめんねぇ、有り合わせで…」
臣「全然。 優音、ちゃんとモグモグ、ごっくんだぞ？」
臣をじぃーっとみながら、モグモグ…ごっくんをした。
臣「良く出来たなぁ〜〜〜 うまい！うまい！」
臣が優音を寝かしつけてくれて、その間にゆっくりとお風呂に入った。
そして…
「なんで早かったの？ 遅い…って思ってた。」
臣「なに… 早く帰ったらまずかった？」
「そんな事…言ってないでしょ？ (怒)」
臣「ごめん！ごめん！ 怒るなって…」
「別に怒ってないけど…」
臣「実はさー このところずっと事務所で打ち合わせがあっただろう？」
「うん。」
臣「それって… なんの打合せだと思う？」
「えーー何かって？ そりゃーお仕事の事でしょ？ 次のアルバムとかライブとか？」
臣「まぁー当たらずとも遠からず…かなぁ〜。」
「ねぇーちゃんと教えて？ 何かいいお話がすするんでしょ？」
臣「どうしよーかなぁ〜。 そんなに聞きたい？」
「……(¬_¬)ｼﾗ- もう寝るわ！」
意地悪するから、こっちも意地悪してやる！！
臣「あっ、ごめん！ ごめん！！ 言うから待ってて！ ほらぁ座って。」
仕方なく座る。
臣「あのさー あのなぁ？」
あーーーもぉーーじれったい！！
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作者名：櫻 | 作成日時：2018年3月13日 13時
