その６ ページ21
確かに遅れてるし… 思い当たる…事もないわけではない…けど
でもねぇ〜そう簡単にできる訳ないもん。 違う違う
弘美「思い当たる感じ？」
「あ〜ないない。」
弘美「そっか。
私なんて、チクチク言われて… それが結構ストレスになるのに。」
「お義母様？」
弘美「うん。」
弘美さんも大変だ… その点、私は幸せ者だなぁーって思った。
次の日…
あれだけ飲んでも、意外と平気な皆さん… さすが…としか言いようがない。
人「臣、いいなぁー休みで… (-"-;)」
って言いながら、臣と優太郎さんを残して、仕事へと向かった。
「すごい飲んだねぇー」
臣「俺はそうでもないけど？」
優太郎「いやいや… 結構飲んでましたよ？」
臣「そういうー優太郎さんも結構イケる口で… 今度、またゆっくりと飲みましょう〜」
優太郎「ぜひ！」
片づけを終えて、テラスでゆっくりとお昼。
臣「これ、好きだろう？」
と差し出されたスモークチーズ…
……ニオイ…
「…今日はいい…」
臣「美味いよ？」
「でも、いい… ちょっと、お水持ってくる…」
と、その場から離れた。
キッチンで、冷たいお水を飲み、少し落ち着いた。
ふぅーーー。
臣「おい、大丈夫か？」
「うん… 平気だよ？」
臣「…なんか…隠してねぇ？」
「…何を？ 臣に隠し事なんてするわけないでしょ？ 戻ろう？」
私の変化にすぐ気づくとこ、さすが臣ねぇ。 それが嬉しかった。
どこかに寄って帰ろうか…って思ったんだけど、子供たちもちょっとお疲れ気味だったので、
そのまま自宅へと戻った。
「色々とありがとうございました。」
優太郎「いいえ。 私達もリフレッシュできました。また行きましょう！」
臣「ぜひ。うちの方にも遠慮なく遊びに来てくださいねぇ！」
そんな挨拶をして、車を降りた。
「優音、ちょっと寝かせて来るねぇ。」
臣「あぁ、Aも少し寝れば？ 疲れた顔…してる…」
「…うん。 じゃーちょっとだけ。」
優音の隣で、横になると直ぐに眠ってしまったみたい。
どれくらい寝てたんだろう… なんかいいニオイがしてきて…目が覚めた。
隣にいたはずの優音はいない。 優音？
リビングの方から、優音と臣の笑い声が聞える… 暫くこの幸せな音を聞いていた。
２人目か… 大変だけど、笑い声がもう１つ増えたらもっと幸せだろうなぁ〜❤
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作者名：櫻 | 作成日時：2018年3月13日 13時
