Your and my story・・・4 (ページ20)

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その５ページ20

岩ちゃんと二人でテラスに置いてある椅子に座った。

皆は明日も休みだ！って事を理由にまだ飲んでる…

岩「あのさー今度、会ってほしい子がいるんだ。」

「え？」

岩「少し前から付き合ってる子なんだけど…」

この間、「岩ちゃんに彼女が出来た！」って臣から聞いていた。

「私でいいの？」

岩「うん。彼女… 南って言うんだけど… 会いたいって言うし。」

「南さんか…可愛いお名前ねぇ。うちに連れて来る？」

岩「いいの？あーでも、臣さんに聞かないと」

「そうねぇ。その方がいいかも…」

臣「おい！また２人でいるし…」

「いいじゃない。ねぇ～」

岩「ねぇ～。さて、肉まだ残ってるかなぁ？」

この状況で… 私をおいていく岩ちゃん… 酷くない？

臣「何話してた？」

「仕事たいへんだねぇーって。明日の午後から撮影なんだって。」

臣「それから？」

「それから？うーーーっと何だっけ？」

私から南さんの話をするのは、どうかなぁーって思って、言わなかった。

臣「…」

「岩ちゃんから聞いて？さて、少し片づけ始めようか？」

クラっとした。

臣「おい！大丈夫か？」

「うん…平気。ちょっと立ちくらみ…」

弘美「どうかしました？」

臣「あ… ちょっと「何でもないから！」」

って臣の言葉をさえぎって、みんなのいる方へ足を向けた。

臣「ったく。あ… 俺達まだ飲むと思うんで、先に上がってもらっても大丈夫ですよ？」

弘美「はい。じゃーお言葉に甘えて。片づけは明日ゆっくりしますので…」

臣「了解！」

臣「A、お前ももう休め。」

「でも…」

臣「いいから。朝からで疲れただろう？弘美さんも部屋に入ったし。」

「うん… じゃーそうするねぇ！あんまり飲まないでよ？」

臣「… はいはい。」

「茉緒さんは… 直人さんといい感じだから… いいねぇ！」

臣「あの二人は… ほっとけばいいさ。」

部屋に行くと、弘美さんがキッチンで片づけをしていた。

「手伝うわ。」

弘美「ここに入れるだけだから、平気よ。なにか温かい飲み物でもいれるわ。」

「ありがとう～」

カウンターになってる席に座った。

弘美「ねぇー聞いていい？」

「なに？改まって。」

弘美「…二人目？」

「え？」

弘美「子供！そうかなぁーって思って。違った？」

子供？

「あっ！」

やだ…