#12 その差20cm ページ10
「ぐっちーツッキーおはよう!」
『おはようA』
「おはよ....あのさツッキーって呼ぶなって何回言ったらわかるの?」
中学校は校区が違ったから別だったものの実は家がなかなか近かった私と2人
2人は男子バレー部のプレイヤーとして私マネージャーとして入部してから仲良くなり
こうして私たちは毎日一緒に登下校するようになったのだ
「昨日のテレビみた?
ボディービルダー選手権
すごいマッチョの人たちがでてたやつ」
『なにその番組(笑)
そんなすごい番組やってたなんて俺知らなかったよ
ツッキーはみた?』
「そんなくだらない番組みるのなんて
よっぽどの筋肉オタクぐらいデショ」
人を嘲るような顔で私を見下してくる
「うるさいな筋肉オタクで悪かったわね
もしかして月島クン、タッパはあるけど筋肉ないからって嫉妬してるのカナ(笑)?」
負けじと嫌味を言い返す
それをぐっちーがなだめる
これが私の日常
なのだがその日の帰りツッキーは用事があると言って1人で帰ってしまった
となると帰りはぐっちーと2人きり
「ぐっちーぐっちー!
今日も昨日のボディービルダー選手権やるらしいから今日こそみてね!」
えぇー俺筋肉に興味ないよーなんて言ってるけどぐっちーは優しいから結局見てくれるんだろうな
『ね...ねえ?A』
「んー?どうしたの?」
急に立ち止まり私の手を握りしめる
その顔はいつにもなく真剣そのものだった
あれ?ぐっちーってこんなに背が高かったっけ?
いつもツッキーが隣にいるから気づかなかったけど彼もかなり大きい
あー、ぐっちーも男の子なんだなって
そう意識した途端胸がドキドキしてきた
『俺がもっと男らしくなったら
俺のこと1人の男としてみてくれたりする?』
「.....っえ?」
握られた手が汗ばむのがわかる
『あっと、ごめんねA
変なこと言って
もう家ついたね
じゃあまた明日______「っみてるよ」
______え?』
「その....今でもぐっちーのこと男としてえっと....みてるから
だからっ...じゃあまた明日」
『あっ!A』
______________________
次の日の朝私たちがギクシャクしているのに気づきツッキーがずっとニヤニヤしていたって話はまた今度______
その差25cm
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ヒヒヒ - #6 その差16cm のところですが、月島一人称は『僕』ですよ。 (2016年4月24日 20時) (レス) id: c6eca84dab (このIDを非表示/違反報告)
新たまごボーロ(プロフ) - 塩キャラメル(□‐□)なのだよさん» お返事遅くなってしまってすみません。ご指摘ありがとうございます。先ほど訂正いたしました(^^) (2015年7月30日 20時) (レス) id: e7ebcfb2af (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル(□‐□)なのだよ - すみません、国見ちゃんの番号は『13』ですよ!面白かったので頑張ってください! (2015年7月22日 14時) (レス) id: 0c3b55a79c (このIDを非表示/違反報告)
新たまごボーロ(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます!ツンデレいいですよね(^ ^)主にツッキーのはたまらないですよね... (2015年7月4日 19時) (レス) id: e4bf784064 (このIDを非表示/違反報告)
新たまごボーロ(プロフ) - 哀歌さん» コメントありがとうございます!影山の気に入っていただけたでしょうか(^ ^)?そうなら嬉しいです (2015年7月4日 19時) (レス) id: e4bf784064 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:新たまごボーロ | 作成日時:2015年6月1日 22時