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もうだめかも、そう思い目を固く閉じた瞬間
kr「うちの部下になにしてんの。」
そんないつもと雰囲気が違うきりやん様の声が聞こえてきた。その声は向けられていない私でもひるんでしまうような、そんな怖い重みのある声で思わず体が固まってしまった。
「あ、あらまぁ、連れがいたんだ。じゃあ俺はこの辺で…！」
そんな怯えた男の声がした後、足早に去っていく気配がした。もう大丈夫…そんな安心感が固まった体をほぐしていくのが分かる。
kr「まったく…てかAさん大丈夫?!怖かったよね?!」
『あ…はい、すみません。ご心配をおかけしてしまい…』
kr「ううん、全然謝らなくていいよ。こっちこそごめん、一人にしなきゃよかった…」
もう帰ろう、そう言って手を差し伸べてくれるきりやん様はさっきの怖い雰囲気はまったくなく、いつものような優しいきりやん様だった。急いで荷物を持ち直して差し伸べられた手を握ると安心感と優しさが手のひらから伝わってくる。
『……慣れてますね』
kr「え、なにが？ナンパの撃退が？」
『いや、女性に対しての扱いが、ですよ。流石ですね』
kr「そりゃあ外交とか来客の相手とかたまにやるもん。慣れておかないと」
と言って誇らしげに笑うきりやん様を見てもうあの恐怖心は完全に消え去っていった。……やっぱりこの人は、この人たちは格が違うなぁ…人を安心させる、そんな力を持ってる。そりゃ国をまとめられるわけだ。
kr「…？どうしたの？なんか満足そうな顔してるけど」
『いや……やっぱりすごいなぁって思っただけですよ。そうだ、助けていただいたお礼にきりやん様のハンバーグ、少しだけ大きくしておきますね』
kr「え、まじ?!やったぁ!!」
そう笑うきりやん様はどこかしら子供っぽいところがあるかもしれないけど頼れる上司の一人だ。今日はお礼もかねてお酒に合うアテでも作ろうかな。
そんなことを考えつつ、私たちは城へと戻った。
『そういえば、結局何買ったんですか？』
kr「え…まぁAさんには言ってもいいかな…ちょっとお酒を、ね？」
『あぁ…体には気を付けてくださいよ。なにかあったらきんとき様に言いつけますから』
kr「あの本当に気を付けるんでそれだけは勘弁して下さい」
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わみん(プロフ) - 紅さん» わぁ〜い！ありがとうございます〜！！まだまだ小心者ですので拙いところもありますが温かな目で見守っていただけると幸いです…… (9月14日 23時) (
レス) id: ffbcf85082 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (9月14日 6時) (レス) @page50 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
わみん(プロフ) - むくんきるんさん» わぁ〜！そう言っていただきありがとうございます〜！！✨ノリと勢いだけで書き殴ってるので文章がおかしい、誤字がひどいかもしれませんが温かい目で見守って頂けると幸いです…！😌 (6月24日 12時) (レス) id: 325f8d942a (このIDを非表示/違反報告)
むくんきるん - ありそうでなかった発想！白尾と料理の組み合わせが良くてストーリーもしっかりしてるし主さん天才か！自分語彙力ないけど参考になる語彙力とストーリーを書いて下さっている主さんに本当に感謝！ (6月22日 20時) (レス) @page40 id: 4732c5b7c4 (このIDを非表示/違反報告)
わみん(プロフ) - じんじゃーさん» そう言っていただけて嬉しいです〜！自分もそういう系の話を求めていたのでじゃあもう自分で書くかというノリで書き始めたんです…😌 自分も文章力がめちゃくちゃ乏しいので読みにくい点があると思いますが温かな目で見守ってくださると幸いです☺️ (6月16日 2時) (レス) id: 325f8d942a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わみん | 作者ホームページ：
作成日時：2023年6月1日 21時
