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食堂に無事着き、うきうき気分の私の前に出されたのは…
『なに、これ…』
極限状態まで焦がされたカッチカチのパン、具材の下処理もままなっていない変に濁ったスープ、新鮮さなんて微塵に感じられないサラダ…
まさにゲテモノとはこのことかと言わせるような食事が目の前にあった。そんな食事を前に固まっていると隣にいた兵士の人が何も言わず食べ始めたのだ。それを見た私は思わず、え。と声を出してしまい隣の人に気づかれてしまった。
「…なんだ？食わねぇのか？」
『いや、え、っと…一つ質問なんですけど、皆さんいつもこのような食事を…？』
「まぁそうだが…どうした？なにかおかしいか？」
『い、いえ！他国から来たものですから少々食文化の違いを思い知らされまして…』
「そうかそうか、でも大丈夫だ！ここの飯はうまいぞ！俺はいつもおかわりしてるからな！」
と目の前でガハハと笑う彼は本当におかわりしに行ってしまった…
私、これをほぼ毎日食べるの?!いやでも、見た目だけであの人が言っていたみたいに本当に美味しいのかもしれない…！いやでも…
いや…そんなこと考えてる場合じゃない。ご飯はご飯だ。料理に手を付けず放り出す料理人だけにはなりたくない…！
そうして私は恐る恐る、スープを口に運んだ。すると
『うげぇえ…』
私の口からは嗚咽しか出てこなかった。
なんだこの小さい子がおままごとで作った葉っぱやら石が入った泥水のような味は…これが、美味、しい…⁇
「お、おい大丈夫か、嬢ちゃん!?」
『う…』
大丈夫…ではないが、パンはまだ食べられそうな部分があったのでそれだけ口にして私は食堂を後にした。
部屋に戻ってから私はすぐに持っていた飴玉を口の中で転がした。ただ甘い味だけが今の私にとっては救いだ。
なんだあのご飯は…?!!あんなのじゃ、お腹は満たされても兵士たちの栄養足りなくなるでしょ?!というか、なんでこの国の人たちはあんな食事を受け入れられてるの?!!
このままじゃだめだ、こんな食事をまともにしていたらいつか廃人になる。明日はどこの軍隊に入るかわかるからそれから少しこの国を回ってみよう。ここまで発展した国なんだ、飲食店や市場ぐらいにまともな食材はあるはず
そんなことを考えながら、私は布団へとダイブした。
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わみん(プロフ) - 紅さん» わぁ〜い！ありがとうございます〜！！まだまだ小心者ですので拙いところもありますが温かな目で見守っていただけると幸いです…… (9月14日 23時) (
レス) id: ffbcf85082 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (9月14日 6時) (レス) @page50 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
わみん(プロフ) - むくんきるんさん» わぁ〜！そう言っていただきありがとうございます〜！！✨ノリと勢いだけで書き殴ってるので文章がおかしい、誤字がひどいかもしれませんが温かい目で見守って頂けると幸いです…！😌 (6月24日 12時) (レス) id: 325f8d942a (このIDを非表示/違反報告)
むくんきるん - ありそうでなかった発想！白尾と料理の組み合わせが良くてストーリーもしっかりしてるし主さん天才か！自分語彙力ないけど参考になる語彙力とストーリーを書いて下さっている主さんに本当に感謝！ (6月22日 20時) (レス) @page40 id: 4732c5b7c4 (このIDを非表示/違反報告)
わみん(プロフ) - じんじゃーさん» そう言っていただけて嬉しいです〜！自分もそういう系の話を求めていたのでじゃあもう自分で書くかというノリで書き始めたんです…😌 自分も文章力がめちゃくちゃ乏しいので読みにくい点があると思いますが温かな目で見守ってくださると幸いです☺️ (6月16日 2時) (レス) id: 325f8d942a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わみん | 作者ホームページ：
作成日時：2023年6月1日 21時
