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できちゃった ページ43

※ハロ嫁ネタバレ注意!萩生きてるので改変してます!


━━━━━━━





(ゼロ)と会って、急遽軽く街を1周することになったんだ。久しぶりにな。


したら、雑居ビルの前に数人の警官がいたもんでよ。なんでも、誰かが暴れてるとかなんとか。(ゼロ)も俺も嫌な予感がして、旦那と班長を呼んで入ったんだ。


…お前と萩も呼ばなくていいのかって聞かれたが、俺が止めた。



…中にはロシア人の男が監I禁されてたんで、俺の名刺を渡して逃げさせたんだ。それと、奥にもう1人お客がいてよ。ソイツは全身覆うような格好で男か女か、国籍すらも分からなかった。


見ると後ろには、結構な規模の爆弾があった。俺はすぐに爆弾解体を始め、合流した(ヒロ)と班長と(ゼロ)でソイツを追っかけたがソイツを逃がしちまったらしい。


爆弾は、無事に解体したんだがな」






『…ふぅ〜ん』




話を聞き終わった私はある人に電話を掛けた。





『あ、もしもし〜?萩ぃ〜?』




「Aちゃ〜ん?どうしたの〜?陣平ちゃんに泣かされでもした〜?」




わざとクネクネした口調で話せば、それにノってくれる萩。すぐにスピーカーにして、松田だけでなく姉妹2人にも聞こえている。




「萩おめえな、」




『概ねせ〜かい!でもね!松田のヤツ!萩のことも泣かそうとしたのぉ〜!!』




「あっおい!」




「なになにどういうこと!!?その話詳しく!!!」




『実はねえ〜_____』







「っ…それは無いよ…陣平ちゃんっ」




話を聞き終わった萩は嘘泣き演技を始め、松田を責め始めた。この時点で私の腹筋終了のお知らせ。




「ほれっ…オレたちっ、幼馴染で親友じゃなかったのかよ陣平っ!!…Aとオレ、お前の為にあれだけ頑張ったのにっ…」




『ぶふっ……そ、だよ…松田っ…っ』




急な呼び捨てで思わず吹いてしまう。





「これは…アレだな、A…傷心飲み会、行くしかねえな」




『そうだねっ…研二…っ…………駄目もう無理』




ここからは私と萩の大爆笑がしばらく続いた。




「…お前ら、人を貶めて楽しいかよ」




「「たのしーよー!!」」





「お姉ちゃん…」



「(彼氏だけでなく、悪友までできるなんて…警察学校って一体何…?)」

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作者名:わわまま x他1人 | 作成日時:2024年3月16日 21時

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