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ページ39

『(だめ…変な声出そう)』





『っ…ま、だ』






そうだ、コイツ。指先が器用だった。






この思い出しは、絶望なのか希望なのか。






『まって…っあ……』





「A…」






『今、名前呼ぶなっ…』





名前を呼ばれた時、媚I薬でも飲んでいるかと思わされるくらいに、頭がクラっとし胸が高鳴った。





『っあ………な、で今ぁ…』






「こんな無防備な姿見せられたら誰だってこうする。…ラブホなら尚更」






『え?…ラブホ………?』






衝撃すぎて、思わず起き上がってしまった。

え、ごめん聞き間違い…?今貴方、ラブホって言いました?






「気付いてなかったのか?…あれ見ろよ」





指差した方向には、あらスッケスケも良いところ。





『うわーテレビで見る奴だあー!』





「…いやテレビでは見ねえだろ」




確かに。まともなテレビでラブホなんか流したら大放送事故だ。





「それよりも…」




気が付いたら真ん前には松田、そのバックには天井。押し倒された。







「続きしようぜ」





『まっ、んっ…』





制止しようとする口を松田の唇で塞がれた。






「…嫌、か?」






『嫌、…じゃないよ』






「なら、なんの問題ねえだろ」






あー…流される

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作者名:わわまま x他1人 | 作成日時:2024年3月16日 21時

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