・ ページ15
「どういうこと…?Aちゃんが、ほわ…?ほわがAちゃん…?え、どゆこと?」
「俺も訳分かんねえよ!!」
『っと…取り敢えず、あっちに隠れよう。』
取り乱す2人を誰にもバレないように建物の陰へと連れ出す。
※※※
「ほわちゃんがAちゃんって…ほんとだったの?」
少し気になるような言い方をする。
「ほんとだぁ?萩は気付いてたのかよ」
「なんて説明すればいいのかな…、前にも、さっきも、ほわに吠えられるとAちゃんに呼び掛けられているような気がして…」
しどろもどろになりながらも、自分の体験談を話してみせた。
『そうだったんだ。それは私も知らなかった。私はただ喋ってただけだし。私が犬になったのも知らぬ間って言うか、変な夢を見て、朝起きたら突然犬になってて____』
その場で、自分が分かる情報全てを2人に話した。
「気になるな、その
「1年って言ってたんだよね、まだ3ヶ月しか経ってないけど。」
『引っかかるよね。…』
12ヶ月中の3ヶ月…残り9ヶ月もある。1人辺り3ヶ月と考えると…
『あと、3人…、死ぬんだ』
「…つまりこういうことか?犬化は、誰かAと親しい奴が死んじまうっつー虫の知らせ」
なんという都合のいい能力。否、全然都合はよくないが
『犬化が一旦解けたってことは、これから3ヶ月間は誰も死なない…』
三人寄れば文殊の知恵、ようやく少しの安心を手に入れることが出来た。
『これからどうしよ、』
急に犬になったらしい困るから一人暮らしは出来ないし、そもそも警察学校卒業出来てないし!実家帰ってもいいけど、優羽がすぐ受験だしな…。変な心配はさせたくない
『今の私、帰る所ないんだなあ』
「…んなの、また俺のところに帰ってくればいいだろ。」
━━━━━━━━━━━━━━━
警察学校卒業後って異例を除いて全員交番勤務が絶対なんですけど、"名探偵コナン"の世界を保持するにはもう直接刑事部にぶち込んだ方がいいですかね?
それとも交番勤務の間のことは書かず、刑事部に所属したところから書き始めればいいですかね?
よろしければ、ご意見をお聞かせ願いたいです!
ルナ
124人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わわまま x他1人 | 作成日時:2024年3月16日 21時