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「…あれ?」
雪が降り始めてしばらく経った頃。
一軒家の俺の家のベランダから見える
家からすぐの小さい公園。
遊具なんかない、花壇と
2人掛けのベンチが横に2つ並んだだけの公園。
普段は花壇の手入れをする人ぐらいしか
見たことないその公園に人影がいたのだ。
片方のベンチにポツリと座る女の子。
この寒い夜の中、マフラーもせず
手袋もせず、薄めのコート1枚だけ。
コートの袖から覗く手は
真っ白で透き通っていて。
家の2階からみても分かる、細くて華奢な身体。
その肩に触れ、落ちていく雪には
目もくれず、ただひたすらに一点を見つめて。
なんだかそれだけで幻想的で、
まるでドラマよワンシーンのような。
白く染まりつつある空の下。
何にも目を向ける事なく、
ただずっと一点を見つめ
考え込むような表情の彼女に
今の自分が少しだけ重なっている気がして、
気がついたら、コートとマフラーを掴み、
家を飛び出していた。
.
.
女の子がいた公園の少し手前。
立ち止まり、息を整え
コートをきちんと羽織り、マフラーを巻いて。
いかにも、たまたま通りかかった人を
装って、公園へと入った。
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＊ゆー林＊(プロフ) - 美々羽さん» ありがとお!!!今度は誰かなーw可愛く書けてたら良かったわ! (2017年5月21日 1時) (
レス) id: 1468b9e190 (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - ＊ゆー林＊さん» お疲れ様！ 可愛い可愛いやぶぅでした！ (2017年5月1日 19時) (レス) id: ad5ff2ad95 (このIDを非表示/違反報告)
＊ゆー林＊(プロフ) - 美々羽さん» ありがと~!完結しました!毎度毎度ありがとうございますねえ。終わり方雑w (2017年4月27日 0時) (レス) id: bd00275445 (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - 可愛いなぁ百合ちゃん。好きだなぁ、やぶちゃん。 (2017年4月25日 13時) (レス) id: 0a403022ee (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - ＊ゆー林＊さん» そだよー笑 きゃわきゃわやぶぅ。やっぱ、好き。 (2017年4月13日 15時) (レス) id: 0a403022ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊ゆー林＊ | 作成日時：2017年3月8日 0時
