検索窓
今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:16,566 hit

レグルス ページ27

.




『あ、おはようございます宏太さん。』

「ふぁあ〜。おはよAちゃん。」




次の日の朝、Aちゃんは何事も無かったかのように

俺におはようといった。




『すいません、ベットまで運んでいただいたようで。』

「いやいや、俺もそのまま寝ちゃったし」





これは嘘だ。

あの後、泣き疲れて寝てしまったAちゃんを

ベットまで運んだのはホント。

でも、俺はそのまま寝てない。

どちらかというと寝れなかった。

あれだけ大変な思いをしてきた彼女に

俺は何をしてあげられるのか。

考えて考えて考えて。

それでも俺の中で答えはでなくて。

明るく振舞ってるけど、

心に深く傷を負ってるのは昨日の事で明白だ。

その傷を癒すには、どうしたらいいのか。




『宏太さん?食べましょ!お仕事今日もありますよね?』

「あ、うん…。考え事してた。食べよっか」

『はい!頂きます!』




…俺は、この笑顔をこれ以上壊さないために。

彼女が心から笑えるようにするために。

何ができるのだろうか。





『昨日、いろいろごめんなさい。』

「ん?大丈夫。」

『それと…』

「LILYの事は内緒だから。俺の中の秘密!」

『へへ。ありがとうございます』

「いーってことよ!それに、いーもの見れたし?」

『…なっ!///なにしたんですか!』

「え、なんもしてないよ。寝顔みれたーっていう。
Aちゃんは、何を考えてるのかなぁ〜?」

『(恥ずかしっ///)』





寝顔だけじゃなくて、

寝てるAちゃんのおでこに

キスしたのは俺だけの秘密。



…寝顔が俺のカメラフォルダに入ってるのも

俺だけの秘密。

*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
83人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 10周年 , 薮宏太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

*ゆー林*(プロフ) - 美々羽さん» ありがとお!!!今度は誰かなーw可愛く書けてたら良かったわ! (2017年5月21日 1時) (レス) id: 1468b9e190 (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - *ゆー林*さん» お疲れ様! 可愛い可愛いやぶぅでした!  (2017年5月1日 19時) (レス) id: ad5ff2ad95 (このIDを非表示/違反報告)
*ゆー林*(プロフ) - 美々羽さん» ありがと~!完結しました!毎度毎度ありがとうございますねえ。終わり方雑w (2017年4月27日 0時) (レス) id: bd00275445 (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - 可愛いなぁ百合ちゃん。好きだなぁ、やぶちゃん。 (2017年4月25日 13時) (レス) id: 0a403022ee (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - *ゆー林*さん» そだよー笑 きゃわきゃわやぶぅ。やっぱ、好き。 (2017年4月13日 15時) (レス) id: 0a403022ee (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:*ゆー林* | 作成日時:2017年3月8日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。