青いWalkure1[マクロスΔ]

今日からあなたもワルキューレ? ページ10

…マステラの歌が終わった。気づけば、涙を流す人が大勢いた。
フレイアのルンもピカピカ光っていた。

フレ「す…凄い…ルンピカや…」
レイ「皆…泣いてる」
カナ「本当に凄かった…」

歌い終わったマステラは、ゴミ箱から降り、美雲に近付いた。

マス「どうですか?オーディションは合格ですか?」
美雲「…ふふ、」

美雲は少し笑うだけで、直ぐに何処かへ行ってしまった。
すると同時に、周りからの歓声が沸き起こった。

「凄い！」「天才だ！」「女神だ！」

マス「…」

マステラは黙ったままだったが、少し口元には笑みがあった。
歓声の中、マステラはカナメの所へ歩いて行く。

マス「…オーディションは?」
カナ「え…あぁ、…今の歌だけじゃまだ分からないわ。今から本部に戻ってもう一回歌ってもらわなきゃ、」
マス「…分かりました」

５人が歩きだそうとしたとき、フレイアがマステラの手を掴んだ。

マス「っ!？」
フレ「凄い！ごりごり凄いよ！めっちゃ感動した〜！」
マス「ど…どうも…」
フレ「マステラ…ちゃん…やんね!いくつ?」
マス「じゅっ…１４…」
フレ「わ〜同い年！！凄いよ！もう私のルンもルンピカで…」

フレイアが自分のルンを指差すと、マステラはフレイアの手を振りほどいた。

フレ「えっ…」
マス「…あまり話しかけないでください、フレイアさん」
フレ「…ご…ごめん…」
マス「…すみません」

一人欠けたワルキューレは、重苦しい空気に包まれた。

クラゲの干物→←路上オーディション　ｺｳｼﾝｵｸﾚﾃｽﾐﾏｾﾝ

• 金　運: ★☆☆☆☆
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