歌う少女 ページ6
薄暗い路地裏を駆け抜けていく。追ってくる人はいない。
マキ「良かった…大丈夫そう…」
レイ「フレイア、お手柄」
フレ「いやぁ…それほどでも…///」
やはり、自分が憧れになったとはいえ、憧れの憧れに誉められる事はフレイアにとって嬉しい事だろう。彼女は頬を赤らめた。
レイ「!」
マキ「どうしたのレイレイ?」
レイ「エラー…」
マキ「え?」
レイ「エラーが起きた…フォールド波が大きすぎて、検知出来ない…」
フレ「えぇっ!?じゃ、じゃあ…」
レイ「居場所が分からない…」
レイナは肩をすくめてしまった。同時に彼女達の足が止まる。
マキ「ううん、大丈夫だよ!」
レイ「え…」
フレ「そうや!レイナさんのせいやないよ!」
フレイアは言葉が訛る程強く言った。それほど必死なのだろう。
マキ「そうそう、それに、まだまだ終わりじゃないよ!6人めのワルキューレもまだ探せる!」
レイ「…でも、もうフォールド波は分からない…」
マキ「逆だよ!エラー起こす位だったら相当近くにいるはずでしょ?」
レイ「!…確かに」
フレ「まだ行けるんよ!ん〜っごりごり〜!」
マキ「ごりごりー!(^^)」
レイ「…マキナ、フレイア、ありがと」
こうして手かがりと共に絆も深めた三人は、次の案を考えていた。
マキ「…んーどうしようか…」
フレ「あ、あの、このフォールド波って美雲さんの可能性は無いんですか?」
レイ「…0ではない」
マキ「まぁ、くもくもだったら何だ〜(^^)で終わりだし、とにかく行ってみて損は無いよね」
レイ「うん…行こう。このまま突っ走る。」
フレ「はいっ!」
三人の意見が一致した所で、前へ進みだした。
…その時だった。
途切れ途切れだが声が聞こえた。これは間違いなく、
歌だ。
マキ「…聞こえる…歌だ…」
レイ「これは…」
フレ「この声…この感じ…なんか…」
フレ「美雲さん…に似てる…?」
マキ「声が聞こえるなら相当近いね!行こっ♪」
レイ「ラジャ」
三人は、全力で路地裏を駆け抜けた。やがて、出口が見えてくる。
フレ「あっ!やった出口!」
レイ「ワルキューレはすぐそこ…」
マキ「…?」
マキナが何か異変に気付いた。
レイ「どうした、マキナ」
マキ「何か…騒がしくない?」
マキナがそう言った時、路地裏を抜けた。すると…
美雲と見知らぬ少女が観衆に囲まれていた。
彼女らは、歌っていた。
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ちゃまろ。 - ありがとうございます〜! (2019年10月20日 16時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - めっちゃ面白いです! (2019年8月23日 0時) (レス) id: cf65e5d56e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - なんかバグって更新されてませんでした…すいません! (2019年6月16日 13時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - 更新めちゃめちゃ遅れましたすいません!! (2019年4月24日 0時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - ありがとうございます…!!! (2019年3月19日 22時) (レス) id: 4a47a240b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃまろ。 | 作成日時:2018年7月26日 18時