お風呂3 ページ30
「あ―――っきもちい―――!」
今度はマステラとトトが風呂に入っている。
マステラは髪を洗うため、浴槽に入っているのはトトだけだ。
マス「ククリムさんも似たような事言ってました」
「えっマジで!以心伝心じゃーん♪」
トトは比較的楽観的で、ククリムより話しやすい。
ククリムも無口な訳では無いのだが。
「ねぇねぇ、ククリムと話したの?」
マス「はい、色々」
「へぇ――珍し…ククリムってねぇ、あんまりペチャクチャ喋らないんだよ」
マス「えっ…そうなんですか、結構距離感近かったですけど」
「そりゃ良かったね!信頼されてるよ!」
マス「へぇ…」
ククリムは見た感じべらべらと喋る人では無い。
でもその内側を捲って見れば、案外フレンドリーな部分もあった。
マス(実際背中に拷問されたしな…)
そう思いながら、マステラは髪にシャンプーを付けた。
「…待って、私ってさ、君の名前聞いたっけ!?」
マス「え?」
シャンプーの途中だから目を開けられないが、トトの声は聞こえた。
マス「…名乗ったような…名乗ってないような…」
「私たちが会ったときバタバタしてたからね…ウミネコも一刻を争ってたし」
マス「本当に…ありがとうございます」
「良いよ全然!…んで、名前何て言うの?」
マス「マステラ…マステラ・ウルワーノです。14です」
「マステラちゃんね!ってか14!?嘘だ…めっさ大人っぽいじゃん…」
マス「すいません顔を見て挨拶出来なくて、何せシャンプーしてるものですから…」
「気にしないで良いよマステラちゃん!私はトトだよ!」
マス「はい、…まぁさっきからお二人が呼びあってたので知ってますけど」
「うわ賢い!凄いな見てるとこが違うな〜…」
マス「お…おぉありがとうございます」
不意に誉められたところでマステラのシャンプーが終わった。次はリンスだ。
マス「…ほんとにすいません背中向けて話して…」
今、マステラは壁にある鏡を見ながらリンスするため、壁側を向いている。
結果的にトトとは背中を向けているのである。
「良いよ全然!気にしないから別に!」
マス「…あの、失礼かもですけど、お二人の事を聞いても良いですか?」
「お!良いよ良いよ!」
「実はね私たち…」
トトがいきなり溜めて来たので、マステラは何故か緊張した。
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ちゃまろ。 - ありがとうございます〜! (2019年10月20日 16時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - めっちゃ面白いです! (2019年8月23日 0時) (レス) id: cf65e5d56e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - なんかバグって更新されてませんでした…すいません! (2019年6月16日 13時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - 更新めちゃめちゃ遅れましたすいません!! (2019年4月24日 0時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - ありがとうございます…!!! (2019年3月19日 22時) (レス) id: 4a47a240b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃまろ。 | 作成日時:2018年7月26日 18時