検索窓
今日:7 hit、昨日:33 hit、合計:40,921 hit

〜episode59〜 ページ34

僕は山口の横から手で傷口を塞ぐ




止まれ!止まれ!止まれ!




止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!止まれ!




それでも傷口からの血は流れ出ることをやめない




僕の手が血に染まるだけだった




山「もう・・・いいよ・・・・・・」




月「やっ山口・・・」




なんで・・・ なんで・・・




月「なんで、僕なんかを・・・かばったんだよッ!!」




山「ツッキーは・・・







































 烏野バレー部に・・・必要だから」




はっ?僕が必要?




山「俺は・・・スタメンでもないし・・・これといった特技もない・・・けど、

  ツッキーは俺と違って・・・頭が良くて・・・運動神経抜群で・・・

  俺が持ってないものをいっぱい持ってる・・・」




月「意味わからないよ・・・!」




ギュッ




山口がプルプル震えた手で僕の手を掴む




山「だから、烏野にはツッキーが必要なんだ。

  生きて・・・ツッキー」((ニコッ




スッ




山口の手から力が抜けて、冷たくなっていく




ポタッ ポタッ




床の血のうえに僕の涙がかかる




月「それは、お前だろ・・・山口ッ」




烏野には、僕じゃなくてお前が必要なんだよ!




・・・帰ってこいよ




僕は氷のように冷たくなった親友の体を抱きしめた

〜episode60〜→←〜episode58〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
設定タグ:カゲプロ , ハイキュー , walk   
作品ジャンル:ホラー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

walk(プロフ) - 霧雨マリさん» ありがとうございます!私も2人は大好きです!だからこの2人の最後はかっこよくしようって決めてたんですよw (2015年4月5日 22時) (レス) id: 7138feb21c (このIDを非表示/違反報告)
霧雨マリ - 前のにも書いた通りシンタローと日向が残らなかったのは残念でしたけど、二人とも凄くかっこよくて良かったですっ!!日向にマジで惚れそうw元からシンタローは好きですけどねww (2015年4月4日 15時) (レス) id: 4abcda596f (このIDを非表示/違反報告)
walk(プロフ) - 霧雨マリさん» そういうコメントは他にも来てましたね、皆さんゴメンナサイッ!残しとくとなんか意外性にかけるかなぁ・・・とか思ったんです!でも、書くとき私も涙腺崩壊しちゃいました。 (2015年4月1日 15時) (レス) id: 7138feb21c (このIDを非表示/違反報告)
霧雨マリ - シンタローと日向のところ涙腺崩壊しました・・・この二人はまじで残ってほしかった・・・(主人公だし・・・) (2015年4月1日 1時) (レス) id: 4abcda596f (このIDを非表示/違反報告)
walk(プロフ) - ひーさん» ありがとうございます(*´∀`*) (2015年3月23日 22時) (レス) id: 7138feb21c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:walk | 作成日時:2015年1月31日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。