愛されマンネはくろねこちゃん【 SEVENTEEN 】

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mg「 美味しい 〜〜 ！」

『 よかった 。』

mg「 ありがとう、A 。」

　

ふわりと幸せそうに微笑むミンギュオッパ 。
その顔、ずるいな 。

あ、ほら、そういう顔するから周りの女の人たちがチラチラこっち見てる 。
一緒にディナー来てるのが女なのに彼氏だったりして、とか思わないのかな 。

　

『 …… やっぱわたしって子どもっぽいのかな 。』

mg「 どしたの急に 笑 」

『 ………… だってさ、普通女の人と一緒にディナー来てたらさ、彼氏なのかなとか思わない ？ 』

mg「 … ？ 」

　

こてんと首を傾げて何を言ってるかわからない、というような顔をする目の前の大型犬 。
オッパはちらっと横目で周りを見渡したと思ったら、ニヤニヤとした顔でこっちを見てきた 。

　

『 …… なに 。』

mg「 ふふふ … いやぁAもヤキモチ妬くんだなあって思って 。」

『 ……… ヤキモチなんか妬いてないし 。』

mg「 ふはっ、ほんとツンデレちゃんだねえお前は 。」

　

オッパが甘すぎるんだよ 。
って言いたかったけどなんとなくやめた 。
わたしが塩だとしたら、ミンギュオッパは砂糖のよう 。いや、きっとそれより甘いな 。

そんなことを考えている間に頼んだ覚えのないワインが席に置かれていた 。

　

『 いつ頼んだの ？ 』

mg「 さぁね 〜 」

　

そう言ってわたしのグラスにワインを注ぐオッパ 。絵になりすぎている 。

カツン、と小さく音を鳴らしてワインを口にする 。
いつもあまり飲まないワインは少しだけ苦く感じた 。

　

mg「 …… A 。」

『 ん ？ 』

mg「 これからも、傍にいてね 。」

　

少しだけ、心臓が跳ねた気がした 。
わたしはお前の彼女か、とでも言おうとしたけど、今日ぐらいは

　

『 …… もちろんだよ 。わたしはミンギュオッパの傍にいる 。オッパがだいすきだから 。』

　

うまく、笑えてるかな 。
きれいに、見えてるかな 。






こんなこと言ってるのも、考えるのも、顔があついのも、オッパがいつもよりかっこよく見えるのも、ぜんぶ、お酒のせいだから 。






今日くらいなら、いいかなって、そう思っただけ 。

　

　

　

　

　

　

　

　


　

　

　

　

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ミンギュ、Happybirthday 〜〜 ！♡
ミンギュペンのみなさんもおめでとうございます ！

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