愛されマンネはくろねこちゃん #2【 SEVENTEEN 】

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『 …… 実は、わたしね、…… 日本にいるとき、中学生、だったかな、…… 痴漢にあったの 。そのときはまだ、何をされているのかわからなかった 。ただただ、恐怖感と不快感に襲われた 。声も出せなかった 。怖かった 。人の目を気にして、誰にも言えずに毎日電車に乗った 。学校に通うためには、制服で、毎日その電車を使わなきゃいけなかった 。だから相手に顔も、名前も、すべて覚えられた 。他の人に言ったらひどくするぞ、って脅された 。言わないという選択をせざるを得なかった 。何週間か痴漢が続いたある日に、横にいたカップルの方が助けてくれました 。』

『 わたしはその事以来、男性恐怖症という恐怖症を患いました 。これがほんとにしんどくて …… 笑
わたしは、男性を目の前にすると目眩や吐き気が襲ってきて、立っていられませんでした 。男性の前で立てなくなることが多々あり、それに手を貸そうとしてくれた男性の言動にも恐怖を抱き、声を荒らげて拒否して、過呼吸になっていました 。』

『 そんな恐怖症を患いながら過ごす日々 。中学校にも行けなくなり、中退しました 。そんなわたしを見た両親は気分転換しよう、とわたしを韓国へ連れて行ってくれました 。そのことは、今でもはっきりと覚えています 。両親は、本当に優しかった 。中学校を中退したわたしを、怒らなかった 。ずっとわたしの味方でいてくれた 。両親だけが、わたしの支えでした 。そんな両親があれを見てご覧、と指を指したのはテレビに映った1人の女性でした 。「 この子も、お前と同じ男性恐怖症なんだよ 。でも、アイドルになって克服したんだ 。この人には結婚相手がいる 。素敵だろう？ 」そう言った父の目は、涙が溜まっていました 。今思えば、きっと本当は辛かったんだろうなと、… 自分の娘が中退して、何も出来なくなってしまったから 。… 瞬きをすると、零れる涙 。そんな父を見て、わたしはアイドルになると決心しました 。両親に、絶対恩返しをするんだと、そう心に決めて 。』

　

＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞A、
＞＞＞＞＞＞＞＞＞そんな過去があったんだね …
＞＞話聞くだけで辛い
＞＞Aちゃん泣かないでねわたしまで泣いちゃうから、笑
＞＞痴漢した人ほんとに許せない
＞＞A素敵な人だ 。ほんとに 。
＞＞強い子
＞＞Aちゃん両親のこと大好きなんだねㅠ

　

『 …… うん 。ありがとうCARAT 。CARATが話を聞いてくれるだけで気持ちは軽くなるよ 。』

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