愛は永遠に ページ1
dn side
「「『 お疲れ様でした〜！ 』」」
今日も今日とてみっちり詰められていた練習もようやく終わり、いつも通り掃除当番を決めようとしたその時 。
『 あ、オッパたちわたし残るから大丈夫 。わたしがやるよ 。』
珍しく残って自主練をするといい始めたA 。
ジョンハニヒョンが偉いね〜なんて言いながら頬をうりうりしていると横から脇腹に向けて飛んできた拳が見事命中 。あーあヒョン痛そう 。
sc「 無理はすんなよ 。」
『 はぁい 。』
dn「 …… 俺も残ります 。」
ノーセットのAのサラサラな綺麗な黒髪をわしゃわしゃと撫でるヒョンに何故か対抗心が湧いてしまって 。クプスヒョンにそう告げれば同じ様に頭を撫でられるもんだからこの人には勝てないなとつくづく思う 。
『 オッパも残るの？ 』
dn「 オッパがいるのやだの？ 」
『 そんなこと言ってないでしょ〜 』
そう言ってヒョンたちを外まで見送るAは優しい子だと思う 。
時刻は23時をとっくに過ぎていた 。
『 さてと、オッパはなんで残ったの？ 今日の動き見てる限り課題はないよね？ 今日はスムーズに進んでたしオッパから疑問が飛び出ることもなかった 。』
事実をズバズバと言い当てられ逃げ道がなくなってしまう 。
誕生日を迎えるときに、1番傍にいてほしいからなんて言えない 。絶対 。
『 …… ま、いいや 。どうせ残ってるならわたしの練習付き合ってもらうから 。』
そう言って俺を見るAは何処か悪戯な笑みを浮かべていた 。俺はその顔が、世界で1番大好きなんだ 。
dn「 さっきまでの威勢は何処に行ったんだよ 。」
『 う゛ぁ〜〜〜… やっぱ体力あるねオッパ …… 』
dn「 当たり前だろ 。」
HITとCLAPをぶっ通しで全部本気で踊るなんて言い始めたから何かと思った 。驚きつつも全力で踊るとAは倒れ込んだ 。何で今日はこんなに自分を追い込んでいるのか、理由が見当たらない 。
dn「 今日は調子が良いの？ 」
『 よくわかったね 。実は調子が良い 。』
dn「 なるほど 。」
あのAさんTシャツで扇ぐのやめてもらってもいいですか 。あなたのお腹が見えてるんです 。汗がお腹まで垂れてて無駄に色気すごいんです 。目に毒です 。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1258人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
豆粒(プロフ) - わきゅりさん、お久しぶりです！豆粒です、久しぶりに作品を読ませて頂きました！リクエストした内容を書いて頂きありがとうございます！お忙しいとは思いますが体調に気を付けてわきゅりさんのペースで更新を応援しています。 (2023年3月25日 6時) (
レス) id: e8061d22ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わきゅり | 作成日時：2022年2月11日 3時
