3150組と私。② (ページ2)

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元木「なぁ。なんで俺にこんなことすると思います？」

女子1「わくくんってさ、女子嫌いじゃん？」

元木「ま、まぁ。」

前のトラウマから少し克服できて、今もこうして話すことはできるけど、女子が嫌いなことには変わらなかった。

女子1「だから、黒田くんと仲良くなったこと反対されるって思ったんじゃない？」

元木「どういうこと？」

女子1「だって、反対されたらもう黒田くんとは話せなくなるじゃん？Aちゃん、黒田くんのことが好きなんだよ。きっと。」

女子2「それ私も思う。黒田くんと話せなくなるのが嫌だから、女子嫌いなわくくんにこんなことして、関わんなよ！みたいな？」

女子1「そうそう！そんな感じじゃない？」

元木「そうなんだ……。」

元木「先輩ありがとう。これは俺が片付けるから。」

女子1「これからも狙われてるかもしれないから気をつけてね！？」

元木「おう。」

そんなことをして得はあるのかと思ったけど、女子は何考えてるか分からないからそんなこともあるのかと思った。

俺は、こんな事をするあいつが許さない。

人に傷つけて人の友達を取ろうだなんて絶対に許せない。

だから、俺は友達をあいつから守ろうと思った。