3150組と私。② (ページ1)

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昔と私（続）ページ1

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俺は、ある日知らない先輩からある事を言われた。

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元木湧main
(元木、先輩女子2人)

知らない先輩の女子に話しかけられた。

元木「なんですか？」

女子1「だから、わくくんの机が大変なことになってるの！！」

元木「は？どういうこと？」

女子2「わかんないよ……。」

女子1「とりあえず、一緒に行こ！ほら！」

いきなり腕を捕まれ引っ張られ俺はびっくりした。

だがそれ以上にびっくりした事がある。

俺は、嫌がらせなんて生まれてきて一切受けたことがない。

初めて受けたからだ。

元木「な…なにこれ……。」

女子1「ひどいよ！こんな事するなんて……」

女子2「だよね？何してるのって言ったらすぐ逃げて……」

元木「先輩達、誰がやったか知ってんの？」

女子1「え？そりゃあ……」

元木「おい、誰だよ。教えろよ」

女子2「Aちゃんだよ！」

元木「A……？」

女子1「A！」

女子2「最近、黒田くんと仲良くなった女子！」

女子1「安嶋くんと内村くんと平塚くんはまだ仲良くなってないみたいだけど……」

元木「…A？」

俺は思い出した。
黒田が、仲良くなった女子がいると言って俺らに自慢していた子だったからだ。

確かAって名前だったよな。

正直、びっくりした。
黒田があんな気に入ってる女子なんだから、良い奴なんだろうと思っていたからだ。

どうして俺にこんな事する必要があったんだろう。