元木湧と私 ページ8
「あのさ元木さんって言うのやめてくれない？笑」
『え？じゃあなんて呼べば…』
「普通に湧でいいよ。」
『わ、湧。』
「そうそう笑笑笑」
「俺、Aって呼んでいい？」
｢っていうかもう呼んじゃってるけど笑｣
『いいよ！』
「よろしくね、A。」
―――――――――――――――――――――――
黒田「A〜収穫なかった」
平塚「だれも知らないってさ……ってええ！？」
安嶋「わく！？！？」
内村「どうして……」
元木「あのさ……」
元木「みんな！！ほんとにごめん！」
元木「俺1人で勘違いしてみんなを傷つけて……。」
元木「ほんとに申し訳ないことしたって思ってる」
元木「今すぐに許してくれなんて言えないけど、本当にすまなかった。」
内村「わく……」
黒田「なーに言ってんの！」
安嶋「俺ら別にわくのこと嫌いになった訳じゃねーし！」
平塚「まぁ、ちょっと？怖かったけど笑」
元木「くろちゃん…あじ…平塚…。」
内村「わぁぁーーー！！」
内村は、泣きながら湧にしがみついた。
内村「わくーー！！！」
元木「そうた笑笑」
『良かったね！笑』
元木「うん、ありがとな。A。」
元木「A。あのさ。」
『なに？どうしたの？』
元木「これから、あいつらみたいに絡みに行ってもいい……？」
『全然いいよ！！！むしろ嬉しい！』
元木は照れたように顔を下に向けた。
元木「ほんとに今までごめんな。」
『ううん、わくは間違ってないんだから大丈夫だよ。』
元木「うん……。ありがとう。」
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作者名：元木湧の左手 | 作成日時：2021年10月25日 0時
