3150組と私。② (ページ5)

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危険と私ページ5

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織山先輩を探しに2年生の校舎へ行くと美人な人に話しかけられた。

どうやら、私と仲良くなりたいみたいだ。

私は、初めての先輩の友達だったからすぐにOKした。

すると

「準備室にいいものあるからきて！」

と言っていた。

すぐに向かうと、私は後ろから押された。

『えっ……？』

その場に倒れた。

『痛……。』

「は？なに痛がってんの？笑」

「ちょーうけるんですけど」

先輩達3人に囲まれて、私は怖くてなんにも出来なかった。

「あ、ここ普段誰も通らないから笑」

「どんまい笑笑」

『あの…なんでこんなことするんですか……？』

「は？」

「うるせぇよ！」

私は、頭を思い切り掴まれて今にも髪の毛が抜けそうなぐらい痛かった。

『や、やめてください……。』

「元木のやつまんまと騙されてんのウケるよな笑笑笑」

「それ〜あんなことウチらがやったのにね笑」

「まあこいつを犯人に仕立てあげることできたし良かったわ」

私は、なにを言ってるのか分からなかった。

『どういうことですか……？』

「は？笑うるせえよ喋べんな笑」

怖くて仕方がなかった。

(助けて…！だれか！)

私は心の中で叫んだ。届かないって分かっていても叫ばないよりはましだった。