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『ない〜、、』
自分で探すって意気込んだのはいいけど全然見つからなくて段々泣きそうな声になってくる。
俺も怖いからさりげなくお札がある方にライトを当ててみる。
『あった、』
湧「よしじゃあそれ取って2階いくぞ」
恐る恐るお札をとって階段へ。
『なんかむり、2階やだ、、』
湧「え、まってそんなん言われたら怖いって」
急にまた怖いことを言い出すA、2階になんかいるとでも！？
『こわい、っ、はぁ、』
湧「上行く前に深呼吸しよ、はい吸って、吐いて」
『、はぁ』
湧「ん、いい子。階段だけちゃんと下見てな、落ちたら困る(笑)」
段々息が上がってきちゃって苦しそうだったから深呼吸させたけどそろそろ限界そうだから早くお札取って帰らないと。
『むり、こわい、ほんとにやだっ』
湧「大丈夫大丈夫、階段だけ頑張って？」
『っAがさがす、』
湧「Aがんばったから俺にやらせて？ほらぎゅーしてな。」
階段を登り終わったらやっぱりまた頑張ろうとするAだけどこれ以上がんばらせたら苦しくなっちゃいそうで心配だからちょっと無理やり抱きつかせて。
『っ、うん、はぁ、』
ぎゅっと手が腰に回る。
さっき颯太にもくっつかれてたけど顔の当たる位置も全然違くて。
湧「そうそう上手、そのまま俺見てろ。てか目瞑ってて」
早く出たいのもあるし2階のお札近く見たら絶対もっと怖がるから見せたくない。
湧「あったー！よし、早く帰ろ。」
相当怖いのかほとんど何も発さず腰に回った腕に力が入るだけ。
湧「もうお札取れたからだーいじょうぶ、(笑)
ほら階段気をつけて。」
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ちょる(プロフ) - いつも素敵な湧くんとの物語ありがとうございます！いつも楽しみに読ませていただいております！リアルな感じと湧くんの甘やかし方にキュンキュンが止まらないのでこれからも楽しみにしてます❕♡ (2023年1月17日 23時) (
レス) id: 5829697164 (このIDを非表示/違反報告)
なんにゃむちきん - 更新ありがとうございます！とっっても最高です♡これからも愛読させて頂きたいです！！ (2022年10月2日 20時) (レス) @page6 id: adc5bfad65 (このIDを非表示/違反報告)
なぁち(プロフ) - さいこーです、、、 (2022年10月2日 5時) (レス) id: ee9901d79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2022年9月28日 2時
