【 女の子の日 】rq ページ42
.
ジャニアイ期間のお話。
湧「おはよ、荷物持つわ」
『え、いいよ』
湧「顔色なんとかしてから言ってくださーい笑」
『ありがと、』
なんとか普通に歩いていたけど顔色は青白くていかにも体調悪いですって言ってるようなもんで。
湧「結構しんどいの？」
『薬飲んだけど目眩するし腰も、』
湧「貧血もあるか、コンビニ寄ってから行こ」
.
『さむい』
湧「寒いなー笑」
ぎゅっと腕に引っ付いて頭もこてんと倒してくる。
湧「お前さ、結構しんどいっしょ、」
『ん、』
否定してこないってかなりきてんじゃん、
最寄りで鉄分の入った飲むヨーグルトやAが食べれそうなものを買ってから帝劇に向かう。
黒田「おはよー、今日もAセットだ笑」
『わくくんだっこ、』
黒田「何、めっちゃ甘えた！」
湧「はいはい、がんばったね」
歩いて電車に乗ってここまで来るのはなかなかしんどかったみたいで朝会った時よりもしんどそう。
『やだ、』
湧「ん、やだやだ」
抱き上げたら肩に頭を預けてぐったり。
黒田「ぐずぐずじゃん、え、これ出れんの？」
顔色を見て察した黒ちゃんも心配そう。
湧「A〜、ベッド行く？」
『や、わくくん、』
湧「やだね、ごめんごめん笑」
とても舞台に立てる状態には見えないけどAは絶対出るって言うしあと2時間で始まる舞台で今から穴を埋めるのも難しい。
湧「ごめん黒ちゃん、状況スタッフさんに伝えてきてもらっていい？」
黒田「いいよーん、Aゆっくりしてんだよ、無理しないで」
Aの頭を撫でて出ていく黒ちゃん。
湧「このままでいいからこれ飲も？」
『あ、』
湧「もー笑」
飲ませてってちっちゃい口を開けてくるからストローを刺して口に持っていく。
黒田「ただいま、スタッフさんからみんなに伝えてくれるって」
湧「おー黒ちゃんありがと」
黒田「A、無理しなくていいから公演中でも無理ってなったらすぐ近くいる人に言うんだよ」
『、くろちゃんありがと』
.
『っ、』
薬も飲み直してなんとか昼の部はやり切ったAだけど捌けた瞬間ふらっと倒れ込んじゃって。
湧「、あぶねー」
隣にいた俺の腕を掴んだから咄嗟に支えられたけど顔色を隠すためにいつもより濃くメイクをしていてもわかるくらいには顔色も悪い。
湧「とりあえず楽屋戻ろ、」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 998人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょる(プロフ) - いつも素敵な湧くんとの物語ありがとうございます！いつも楽しみに読ませていただいております！リアルな感じと湧くんの甘やかし方にキュンキュンが止まらないのでこれからも楽しみにしてます❕♡ (2023年1月17日 23時) (
レス) id: 5829697164 (このIDを非表示/違反報告)
なんにゃむちきん - 更新ありがとうございます！とっっても最高です♡これからも愛読させて頂きたいです！！ (2022年10月2日 20時) (レス) @page6 id: adc5bfad65 (このIDを非表示/違反報告)
なぁち(プロフ) - さいこーです、、、 (2022年10月2日 5時) (レス) id: ee9901d79b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海 | 作成日時：2022年9月28日 2時
