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それでもしばらくすると
『もういける、』
薬を飲んで横になってもしんどそうで到底ダンスなんて出来そうにないのに。
湧「だーめ、無理すんな」
『でもA振り覚えわるいし、今休んだら、』
お姉さんぶって私、なんて一人称を使うけどちょっとわがままを言う時や甘えたな時はわかりやすく名前呼び。
湧「じゃああっち行ってもいいけど後ろで見てて」
『んん、』
湧「明日元気なったら一緒に覚えような？」
『ん、ありがと、』
皇輝くんに戻ると連絡をしてレッスン場に行けばAの頭に響くのを考えてくれたんだろう、いつもより小さな音楽と心配そうに寄ってくるメンバー。
皇輝「まだ顔色あんまり良くないけど、、」
早くこっち来たかったんだよねって困ったように笑う皇輝くん。
湧「今日は一緒に座ってるわ、」
『え、』
湧「明日一緒にやるって言ったろ笑」
隅っこに小さく座るAの隣に腰掛けたら一瞬申し訳なさそうな顔をするけどちょっと嬉しそうに距離を詰めてくる。
黒田「Aおれみてて！」
みてるよーってふにゃふにゃと手を振りかえす姿はさっき泣いてたより少し元気そう。
湧「颯太またなんかしてるし、笑」
颯太の方を指したら頭を肩にこてんと乗せながら颯太を見て笑う。
湧「眠い？」
『んーん、』
薬が効いてきたのか目がとろんとしてきてるのに眠くないって言い張るA。
きっとこのまま眠気と闘いながら必死にレッスンを見てるんだろう。
この先も付き合っていかなきゃいけないし俺には隣にいることしかできないけど、
『わくくん、ありがとう』
湧「いーの、今日はまっすぐお家帰ろうな？」
『はーい、』
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ちょる(プロフ) - いつも素敵な湧くんとの物語ありがとうございます！いつも楽しみに読ませていただいております！リアルな感じと湧くんの甘やかし方にキュンキュンが止まらないのでこれからも楽しみにしてます❕♡ (2023年1月17日 23時) (
レス) id: 5829697164 (このIDを非表示/違反報告)
なんにゃむちきん - 更新ありがとうございます！とっっても最高です♡これからも愛読させて頂きたいです！！ (2022年10月2日 20時) (レス) @page6 id: adc5bfad65 (このIDを非表示/違反報告)
なぁち(プロフ) - さいこーです、、、 (2022年10月2日 5時) (レス) id: ee9901d79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2022年9月28日 2時
