17 ページ17
.
「あのこかわいい」
ペンギンウォークを終えて、彼らのホームへと戻る道中を
後ろからついていく僕ら。
ペンギンズに続いてSTAFF ONLYのドアをくぐる。
列の最後の方から少し遅れ気味にみんなの後についていくペンギンを見てAが言った。
「末っ子って感じ」
「そうなんですよ。あの子が一番末っ子で」
スタッフの人がそう答えた。
キョロキョロと視線を泳がせ
何かに気を取られては立ち止まり
列からちょっと遅れては
またてちてちとみんなの後を追いかける
「ペン太、、、、」
「ペン太？それさっきチャンミンも」
Aのつぶやきに反応するユノヒョン
「気にしないで大丈夫です。いやー、やっぱり末っ子ってかわいいですね。問答無用のかわいさ。ですよね？？ね？？」
「かわいい担当はユノだよ」
「は！？！？！？俺だし！！見ろこのバンビアイを！！！」
「そうそう、チャンミンかわいいよ。うちのチャンミンが１番かわいい。宇宙一」
「ほらな！！！」
「チャンミン、日本語でそれ『身内びいき』って言うんだよ」
「みうちび、、？いびき？」
「違う違う、みうちびい、、、あれ？なんか騒がしい」
いつのまにか
ペンギンコーナーの裏っかわに着いていて
彼らを中へと誘導していたスタッフたちが慌てふためいている。
「末っ子がいない！！！」
「え！？さっきまでいたのに！？」
「どこかの物陰に隠れてるんじゃ」
その場にいる全員で辺りを捜索したけれど見つからない
「チャンミン、心当たりないの？」
小声で聞いてくるA
「は？何で俺が」
「同じマンネとして」
「は？そんなの分かるか。ペンギンだぞ」
「研ぎ澄まして。第六感を」
「えーーー。。。。食べ物のあるとこ？」
。
。
。
「いました！！！」
どうやって入り込んだのか
餌を保管している冷蔵庫に入り込んでいたペン太
「こら！！探したでしょ！！」
と言うスタッフのお姉さんの言葉にしょげているように俯いているけど
お腹がパンパンで俯ききれていない
「すごいね、さすがチャンミン」
自分のことのように誇らしげなユノヒョン
「末っ子のシックスセンスにかかれば造作もないことですよ」
「そんなの分かるかって言ってたくせに」
「でもAちゃんのおかげだよね。さすがの着眼点。天才」
「ユノ、、！」
「はい、みうちびいき、みうちびいき」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 440人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
wakuko(プロフ) - wakaさん» うっす！ (2020年6月30日 16時) (
レス) id: 1d1206c525 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 間違っても『肉』って書かないようにね (2020年6月30日 15時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
wakuko(プロフ) - wakaさん» おでこに名前書いて参戦しますね＼(^o^)／いつかどこかで！ (2020年6月30日 11時) (レス) id: 00eb6a94ea (このIDを非表示/違反報告)
wakuko(プロフ) - 舞桜さん» 舞桜さん、そんな風に大切に読んでくださってありがとうございます、、！！すごく嬉しいです(T-T)書いてよかったと思いました。拙い話でしたが読んで頂いてありがとうございました☆☆ (2020年6月30日 11時) (レス) id: 00eb6a94ea (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - いつかホント！！お会いしたい！！！！ (2020年6月30日 1時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：wakuko | 作成日時：2018年6月1日 19時
