28 ページ28
薬指に戻ってきたリングを目をまん丸にして見つめるA。
「これ。。。。」
見つからなかったっていうのは嘘。
言うこと聞かずに出歩いて
挙げ句の果てに事件に巻き込まれて
心配で心配で生きた心地がしなくて
なのに勝手に突っ込んでいくし
こっちの身にもなれって思って腹も立てた。
でも
あんなにいらないって言っていた指輪を
危険を冒してまで取り返そうとしたって聞いて
胸が一杯になった。
いつもは何か失くしても
縁がなかったんだねって言って軽々と手放す君が
僕のあげた指輪は
僕の指輪だけは
「もしかしてここまでがサプライズ？」
「は？」
「もーーー、ちょっと本気で疲れたんですけどーーー。眠いしもう帰っていい？。。て痛い痛い痛い！！ほっぺ伸びるってば！！」
「サプライズな訳あるか！！！」
「ジョークです、ジョーーーク！指輪ありがとうダーリン！」
「うるさい！もう海外禁止！当分自宅謹慎！！」
「えーーーー！！」
「お取込み中悪いけど、そろそろ時間じゃないか？」
「ねえ、６ヶ月は知ってたの？チャンミンとわたしのこと、、ていうかチャンミンここに来て大丈夫だったの？」
「知ったのはあいつらを捕まえた後。現場にいた仲間に聞いた。あんたの彼氏の捜査依頼で張ってたそうだ。今回のことは完全オフレコだから心配するな」」
「そんな都合良く。。。」
「いくんだよ。この国では。難しく考えんな」
「６ヶ月。。。」
「そこ！！見つめ合わない！怒！じゃあちゃっちゃと済ませようか！君の彼女にサインだよね？！」
「写真もいい？」
「ＯＫ,ＯＫ」
並んで肩を組む僕らを撮りながら
「Six months と Six pack だーー」
無邪気に笑う僕の彼女。
何はともあれ一件落着。
「さて帰るぞ」
「あ、ホテルありがとうね。景色最高だしベッドもふかふかで」
「ホテルじゃないよ。帰るのは韓国」
「え？チャンミン帰るの？！そっか、じゃあまた韓国で。。。て首根っこ掴まないでってば！」
「あ、もしもしユノヒョン？はい、無事確保しました。今から向かいます」
「え？！どこ！？どこ行くの！？てかユノも来てるの！？」
「あー何時に着くかな、家」
「あの。。。わたくし本日ちょっと予定がございまして」
「却下」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1212人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
wakuko(プロフ) - miさん» miさん、はじめまして！はじめから読んでくださってありがとうございます！！そんな風に言っていただけて嬉しいです！お、、お仕事ならわたしがかわりに（挙手）うれしいコメントを胸に今日一日がんばれます〜ありがとうございます！２も楽しんでもらえたら嬉しいです (2019年5月23日 14時) (
レス) id: a203a3e1f3 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 偶然「2」を見つけて、やっぱり1からでしょって思い読ませていただきました。ヤバイ！とてつもなく面白い！！永遠読んでたい。2も、楽しみです。もう仕事なのに…このまま2…読みたい…着替えたくない…休みならいいのに。誰か代わりに仕事行ってきて〜 (2019年5月23日 7時) (レス) id: 481e06b906 (このIDを非表示/違反報告)
wakuko(プロフ) - ちさりんさん» ちさりんさん、作者のwakukoです。作者宛のコメントと思って返信しますね。読んでくださってありがとうございます！お返事大変遅くなりましてすみません！！汗。涙が出るほど笑って頂いて嬉しいですー！ありがとうございます＾＾ (2018年6月1日 21時) (レス) id: 20b1485493 (このIDを非表示/違反報告)
ちさりん(プロフ) - ほし☆いちさん、はじめまして。パート１の１９笑いました。涙がでるほど(笑)ありがとうございます (2018年3月24日 11時) (レス) id: 3b191643cd (このIDを非表示/違反報告)
ちさりん(プロフ) - ほし☆いちさん、はじめまして。パート１の１９笑いました。涙がでるほど(笑)ありがとうございます (2018年3月24日 11時) (レス) id: 3b191643cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：wakuko | 作成日時：2015年9月28日 19時
