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始まりの日 ページ3

高専時代、私と悟は仲が良かった


「おいA、俺のサングラス返せ。」


「嫌だね〜、このサングラスを売って悟がたった今壊した私のメガネ代にする。」


「は?そのサングラスいくらすると思ってんだよ、まじでやめろ。てかお前がそんなダサメガネを机に置いとくのが悪いんだろ。」


「このメガネがないと授業に集中できないんだよ!あと今の発言撤回しろ。」


「うるさいな、大して目悪いわけじゃねえのにメガネかける必要性ないだろ。」


「はあ、あんたとは一生分かり合えないわ。」


「馬鹿、俺もだ。」


否、仲は悪いようで良かったの方が正しいかもしれない


そこへ教室のドアが開いた


「おやおや、朝から随分と元気だね」


「ほんと、毎朝仲が良いようでなによりね」


そこへ傑と硝子がくる


「あ?これのどこがいいって言うんだよ」


「これに関しては悟に同意見だわ」


そんな日常が当たり前


な、はずだった


「今日の任務は悟とAの2人で行ってもらう」


「「はあぁ??」」


突然の夜蛾先生の発言により空気が変わる


すかさず悟が口を開く


「こいつと一緒の任務とか、今まで無かっただろ、なんで急に?」


こいつ呼ばわりとは失礼な


でも私もそれには疑問を抱いたところなので何も言わなかった


「今まで悟と傑、Aと硝子での任務が多かったからな、なんとなくだ」


「なんとなくとか意味わかんな、こいつ足でまといなるし絶対ヘマするし」


「余計なお世話だ!ところで階級は?」


悟の言葉に苛つきを覚えながらも一番重要なところを聞いておく


「特級一体、1級一体だ」


その言葉に悟と私は唖然とする


が、最初に口を開いたのは悟だった


「いやいや、ちょっと待って、その任務に生徒だけとかおかしくね?俺と傑ならまだしも…」


「上からの命令だ、くれぐれも気を抜くなよ。悟は特級だがAは1級なんだ」


「夜蛾先生!お言葉ですが私は強いです!」


自信満々にそう言うと夜蛾先生にチョップを食らう


「お前はすぐそうやって向こう見ずなところがあるから心配なんだ。」


「そうだよ、お前がいることによって俺に負担がかかるってこと忘れるなよ。」


今度は悟が夜蛾先生にチョップされる


「お互いの命がかかってるんだ、真面目にやらないと後悔するぞ」


「はいはい分かってますよー」


「言われなくてもそのつもりです」


そんな呑気な言葉を吐いた私と悟は、夜蛾先生が言った意味を痛くても知ることになる

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ぽゆお - 面白い! (2021年8月21日 20時) (レス) id: 1ae4b37a35 (このIDを非表示/違反報告)
菜ノ花桜(プロフ) - 苺ミルク飴さん» 嬉しい感想ありがとうございます!これからも地道に更新続けるので、よろしくお願い致します。 (2021年1月18日 18時) (レス) id: 99ef0c82f2 (このIDを非表示/違反報告)
苺ミルク飴(プロフ) - すごく面白いです!とても好みの作品でした。お体に気をつけ、更新頑張ってください!続きを楽しみにして待っています! (2021年1月18日 18時) (レス) id: 7e42020719 (このIDを非表示/違反報告)
菜ノ花桜(プロフ) - ぽんさん» ご指摘ありがとうございます。見落としていました、申し訳ありません。 (2021年1月17日 15時) (レス) id: 99ef0c82f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜ノ花桜 | 作成日時:2021年1月17日 15時

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