125段 ページ5
ツバメと教室に向かう。
今日はすーっごく静かで面白みがない。
ツバメ「須藤君たち今日欠席?」
「みたい。」
すると、そこにおさげちゃんが来た。
玉子「ツバメちゃんちょっといい?特サ枠の皆が。あ、後Aちゃんも。」
私はついでかーい!
…っと危ない危ない。シリアスな展開を壊してしまいそうに…え?もう壊してる?
何言ってるんですか( º言º)
廊下に出る。
ツバメ「あの、特サ枠撤退の事…」
そう言うと頭を下げたツバメ。
ツバメ「本当にごめんなさい。こんな風に皆を巻沿いにしてしまって…」
ツバメは頭を上げた。
『違うよツバメ。
確かに特サ枠が撤退になるのは皆怒ってるかもしれない。
でも、お前は皆の何を見てきた?
ほら、顔をよく見てみろ。
お前に向けて怒ってる人なんていないだろ?』
そう私が言うと、おさげちゃんが紙を出した。
ツバメはまだイマイチ状況が分かってないみたい。
これだからバカは困るわw
玉子「これ署名いりの嘆願書。
特サ枠存続の。
なんの役に立たないかも知れないけど皆この学校に居たいって、特サ枠全員が署名してくれた。
前までは上手く過ごして、卒業さい出来ればいいって思ってた。
でも、ツバメちゃんの言葉を聞いて思ったんだ。
この場所を自分達の中で無かった事にしたくないって。」
哲夫「このまま諦めたら
逃げたってレッテルを自分にずっと張り付けたまま、これからずっと生きなきゃいけない。
仮に他の学校に行ってもこれから社会に出てもそれを後悔したまま生きるなんて嫌なんだ。」
玉子「だったら、ダメでも最後まで戦いたい。」
二人共かっこいいこと言うじゃん。
面倒くさいけど、私も手伝ってあげようかな。
ツバメ「分かった。
なら一緒について来て。
PTAの役員を説得出来るのは学校じゃない。
親子って言う繋がりのある須藤君達しかいない。」
いるま「アイツらが協力してくれる訳ないじゃん」
「アイツら怒らせたの俺達だし、」
ちょろり「それに学校来てないし。」
『それは大丈夫。』
そう言って、みもりんの肩に手を置く。
美森「夏樹達の場所なら知ってるよ」
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作者名:涙雨兎 | 作成日時:2015年3月17日 21時