脇役の華。 six【学校のカイダン】 (ページ18)

今日:21 hit、昨日:1 hit、合計:18,072 hit

138段ページ18

美森｢えーと…｣
そう言って、ツバメと王様の手を取って握手させた。
美森｢こういう事？｣

周りから歓声のような声が聞こえてきた。
ツバメは照れくさそうに笑っている。

『なぁなぁ、』
と伊吹玲奈の肩をトントンする。
玲奈｢あ、Aどうしたのー？｣

『お菓子同盟組もうぜ((ﾆｶｯ』
玲奈｢あ、いいね！楽しそう！｣
『お菓子いーっぱい持ってくるから交換しよ！』
玲奈｢楽しみー！｣

と会話を楽しんでいると、波瑠、タクトみもりんが近寄って来た。
タクト｢なになに？｣
美森｢アタシも混ぜてよ！｣
『お菓子同盟組もうって話！』

波瑠｢何それw子供かw｣
『アンタも子供でしょーが！』
と楽しい会話をみんなとして、ツバメと彗の家に行った。

ツバメは彗の手を掴みブンブンと振っている。
ツバメ｢ありがとう！
今度こそ三段跳びぐらいでカイダン上れた気がする！
あはっ、ホントにありがとう！｣

彗｢お前に感謝されると悪夢を見そうだ。
やめろ気持ち悪いホント現金な奴だな！｣

とか痛っとか言ってるけど
心做しか彗は嬉しそうで。

よく分かんないけど…心がﾁｸﾘと悲鳴を上げた。
それを気付かないふりしてﾆｺﾆｺ笑ってた。

っ!!また、まただ！
見えたのは
クラス全員へ一斉メールがくる。
送り主は麻生南。

今度は文字がクッキリ見える。

生徒会長の演説は偽物。
全部スピーチライターが書いてた。

という文。
そして、その次は…妖しく笑う麻生南。

一難去ってまた一難って所かな…