脇役の華。 six【学校のカイダン】 (ページ11)

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彗｢なんかA暗いぞぉ。
なんかあったのか？｣
『…((ﾊｯ!?、いやなんでもないんだ。
気にしないてくれ。』

ボーッとしてると、彗に声を掛けられて少しビクッとした。
あぁ、会いたいなぁ。
椿とお兄ちゃんに…

なんて思っているとツバメと彗の会話が聞こえて来た。
ボーッとし過ぎたかなぁ。

二人の会話なんて右に左に流れていく。
彗がツバメにものさしをバッと突き出した。

手を置くところって言うのかな分かんないけど…そこに軽く座っている。
というかもたれかかっている、かな。

っ!?
なんか嫌な予感がする。
違う、これは予知なんかじゃない予知なんかじゃない、違う。違う。

どこだ？これが本当なら…((キョロキョロ
…いない。なら違う、よな。

見えたのは、
クラス全員に送られたメール。
内容は彗と私とツバメが写った写真。
文字は…ボヤけて見えない。

黒封筒を持った麻生南。
何か言っている。

そして、ゾロゾロと去っていく生徒。
その中に哲夫達も…

違う違う。
彗の存在はバレない。
大丈夫、大丈夫…。

バレたら…面倒くさい事になる。
動きにくくなる。

あーもう。
ヤヤコシイ。

彗のこれで奴らの円柱を吹っ飛ばすんだ！
でツバメとの会話が終わった。
気が付いたらいつの間にか家に付いてた。