脇役の華。 six【学校のカイダン】 (ページ1)

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ツバメ｢残ったプラチナを叩くってどういう事ですか｣
『戦いを仕掛ける。
ツバメはもう一人じゃない。』

彗｢特サーの代表である生徒会を率いて、30人の小さな部隊ツバメ部隊を作ることに成功した革命家だ。
その革命家がプラチナの一角を責め崩してその硬ーい結束にヒビを入れた。｣

彗｢だが！それは、全部奴等の攻撃に対して防御、防御、防御。から生まれた奇跡。
『それでも形成は逆転した。』
今すぐ敵を攻め落とすチャンスだ。
もっと、攻めて攻めて攻めまくって奴等をぶっ潰す時だ！！｣

ツバメ｢ぶっ潰すってどうやって。｣
彗｢奴等の持っている不当なものをぜーんぶ奪ってやるんだよ。｣
ツバメ｢持ってるモノ？｣

動きながら言う彗。

彗｢この学校はおかしい。
お前がそう叫んだのはなぜだ？
このくだらない序列の天辺に立っている独裁者達がお前らの当たり前と言う権利を奪って奴等だけの自由を誇示してきたからだ。｣
『バスとか、エレベーターとか娯楽室の事ね』

彗｢それを今度こそ根こそぎ、お前らの手に取り戻すんだ！｣
ツバメ｢そんな事したら…｣
彗｢奴等は人より金を持っているだの
『ルックスが良いだの』
そんな事で人をスパっと千疋し、差別してきた連中だ。このままでは、みんなの怒りも収まらないだろう。｣

身振り手振りで言う彗可愛いw

彗｢さぁ！
しいたけられていた民衆は反乱を起こすのを今か今かとうずうずているはずだ！
その怒りを爆発させるんだ！
法螺貝を吹き鳴らし
ツバメ部隊を一斉放棄させろ！
いよ～ぉ！｣

そう言って、法螺貝を吹いた彗。
ツバメと同時に耳を抑えた。