且坐喫茶 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:823 hit

― ページ3

【日輪刀】
小太刀。銘は「閑古錐」
装飾はほとんどなく、簡素なつくり。刀身は幅狭で薄い。
色は濃緑だが、これは風の呼吸というわけではなく、水の呼吸の青と雷の呼吸の黄色が混ざったためだと思われる。
空気抵抗が少なく、軽量で、小回りがきくことが特徴。下手に扱えば容易く折れてしまう。
また、実はそこまで切れ味が良いというわけではない。

【役割】柱

【特別枠】兄弟

【参考】
本来はそこまで戦闘向きではない。技術により力の不利はある程度克服できているものの、そもそも体力が低いため、長時間の打ち合いは不可能。正面からの戦闘ではすぐに息が切れる。
そのため、できる限り戦闘は避け、戦闘においても相手の攻撃をじっと待ち続け、体力の消費を抑えている。
単純な戦闘能力においては「最弱の柱」との自称は間違ってはおらず、実際に隊内の試合でも真っ先に脱落する。

しかし、彼の最大の武器は茶道と禅で培われた洞察力と集中力。痣者となることすらほぼ不可能な茶の呼吸の使い手だが、その優れた洞察力で「透き通る世界」にも近しい芸当を可能としている。
総合的に見れば、柱として何ら遜色ない実力を誇る。
特に市街地や山林など、遮蔽物の多い場所での戦いを得意とする。

また、ありとあらゆる手段を駆使するため、なんだかんだいって彼とその周囲の生存率は高い。事前の根回し・計略は欠かさない。自身の出自も必要とあらば存分に利用する。狡猾、卑怯は誉め言葉。
作戦は「いのちだいじに」一択であり、危険を察知すれば(特に他の隊士が同行している場合は)早めに撤退の判断を下す。
彼が献策、あるいは指揮した任務は軒並み生存率が高いため、知将・指揮官としての才はそれなりにある……のかもしれない。本人は、全て偶然であり幸運だと主張しているが。

普段の任務は偵察・隠密系がほとんど。派手な戦闘の機会は比較的少ない。
実家で暮らし、現宗家である兄の手伝いをしながら、情報収集をしている。

ちなみに「茶雨」は茶人としての雅号(茶名)であり、もともとの本名は違うらしい。成人を機に、正式に改名したとのこと。