小さくなったらサングラスのお兄さんに拾われた。

28話 ページ29

中也「じゃあなまた来るぜ」



『はい
ありがとうございました』


結局、中原さんに松田さんの自宅まで送ってもらった。


ｶﾞﾁｬ


『ただいま』


あれ、クツ多い…
誰かいる？




萩原「あ、おかえり〜お邪魔してるよー」


『どうも』


伊達「お、お嬢ちゃん元気そうだな！」


お酒臭い…


まさか…


松田「ン……A…おかえり」


『陣平さん酔ってる…？』


安室「おや、こんばんはAちゃん」

緑川「お邪魔してるよ」


ゲ…


『…どうも』


とりあえずお風呂入ってさっさと寝よう


酔っ払いに絡むほど暇じゃない(言い訳:面倒くさい)



松田「A」


『？どうしたの陣平さ…わ』


陣平さんにギュと抱きしめられた。


『あの…陣平さん…？』


松田「んー…」

『離してもらっても？』

松田「やだ」

ええ…

『お風呂行きたいから』


松田「Aは俺のこと嫌いになったのか…？」



ゔ…

この酔っぱらい面倒くさい…



萩原「陣平ちゃーんAちゃんが困ってるよ？
離してあげて」


結局萩原さんに陣平さんを受け渡しお風呂に直行した。






お風呂を出てすぐだった。




緑川「Aちゃん
今日会ってた男の人って
ポートマフィアの幹部の人だよね」


そう緑川さん(スコッチ)に聞かれた。


『…あのお兄さんですか？』


緑川「うん［確信はないからまだゼロには話していないけど…知りたい…］」

知りたい…か…

『そうですよ』

もういっそのこと認めてやろう。

そして

緑川「！」


『だからなんですか？
私は公安警察がこの世で一番嫌いなんです』

開き直ってやろう


緑川「…なんで…公安警察が嫌いなの…？」


『調べたらわかるんじゃないですか？
お得意の違法行為で…
じゃあおやすみなさい』




別に、もうバレてもいいか…と、思い始めていた。


それほど心的に疲れてきたんだろう。

それもそうだ。7年間潜入して、色々疲れたんだ…



陣平さんにまでバレたら…広津さんに匿ってもらお…

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