＃４２ 決意 ページ48
「A！！」
確かにそう呼ばれた
聞き覚えのある声
でも、暗くて声の主を見つけることはできない
「…？」
やっぱり聞き間違いかもしれない、と歩き始めようとしたその時
「やっと、話せる」
そう言って、ぐいっと私の腕が引かれる
そこにいたのは、見間違えるはずもない、よく知った顔
「黒尾…！」
「お前、何してたんだよ。一週間も部活休むし、口きいてくれないし、俺心配でっ…！」
黒尾が一息に思っていたことを話す
「っはぁ、はぁ…、クロっ…はぁ」
そして後ろから、研磨君が走って追いかけてきた
「ごめん…」
それしか言えなかった
結果的にまた仲間に迷惑をかけてしまった
「謝まってんじゃねぇ！」
予想外の反応に目を見開く
「A、一人で抱え込みすぎ。俺らのことちょっとは頼ってよ」
いつもは寡黙な研磨君がはっきりとした口調で言い放つ
胸がじんと熱くなるのを感じた
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みぅな(プロフ) - ありささん» コメントありがとうございます！親からのプレッシャーというのはたとえ言葉であっても虐待のように重いものですよね…ハッピーエンドになる予定ですのでなにとぞお付き合いください！ (2019年10月30日 22時) (
レス) id: fe986c900c (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 今日読ませてもらいました、面白いのでこれからも更新頑張ってください！私的には両親からの虐待(？)もなくなるハッピーエンドがいいです！ (2019年10月30日 22時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めいじ | 作成日時：2019年10月26日 0時
