＃２４，５ 思うこと２ ページ27
三年生で、最後の大会
最終セット、接戦だった
《キャプテン！》
仲間を信じてボールをあげた
《三浦……交代、だ》
どうして
あと一点でデュース
私はベンチ
できることは祈ることだけ
お願い
決めて
でも、それは叶わなくて
結局、私の三年間は準優勝で幕を閉じた
お父さん、この日来れないって言ってたけど
来てくれてたの、知ってるよ
もちろん優勝はしたかった
けど、周りに仲間がいるから、
負けにも意味があると思ってた
だけど、勝ちは勝ちで、負けは負けだった
意味なんてなかった
《あの時お前が＿＿！》
何回も聞いた
《いいところまではいってたんだけどねぇ…》
それも
負けた後は地獄だった
負けたのは
最後ブロッカーに止められたあの子のせいじゃない
私の代わりに出てた二年セッターでもない
監督でも
コーチでもない
全部
私のせい
みんなに避けられて
話してもらえなくて
なんで私だけ
どうして？
気持ち悪かった
見えるもの、聞こえるもの、触れるもの
そのすべてが
どろどろしていて
汚かった
多分周りより早い段階で私は
挫折を知った
後悔を知った
裏切りを知った
神様が作った汚い裏側を知ってしまった
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みぅな(プロフ) - ありささん» コメントありがとうございます！親からのプレッシャーというのはたとえ言葉であっても虐待のように重いものですよね…ハッピーエンドになる予定ですのでなにとぞお付き合いください！ (2019年10月30日 22時) (
レス) id: fe986c900c (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 今日読ませてもらいました、面白いのでこれからも更新頑張ってください！私的には両親からの虐待(？)もなくなるハッピーエンドがいいです！ (2019年10月30日 22時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めいじ | 作成日時：2019年10月26日 0時
