＃２１ 最終日４ ページ22
「名前なんて言うの？」
「どこ中出身？」
ぽんぽんと出てくる質問に、
「はい」
とか
「あぁ」
などといった適当な言葉を返す
この人といると居心地が悪い
そんな不毛な会話を続けていると、爆弾発言が飛んできた
「Aちゃんさ、黒尾のことどう思ってんの？」
「は」
「黒尾のこと、どう思ってる？」
にやにやしながら、質問を繰り返す
「いや、別になんとも…」
なんと返せばいいかわからなくてそう答える
「ふ〜ん、でもさっきのAちゃんめっちゃにやにやしてたよ？」
「…さっき？」
「そ、なんか洗いものしてた時」
見られてたのか…というか
にやにやしてしまっていたのか。どちらかというとそっちのほうが問題だ
あんなに隠していたつもりだったのに
黒尾に気づかれてたらどうしよう
頭の中がぐちゃぐちゃになって混乱していると
「Aちゃん、やっぱ黒尾のことす…」
「おい、二人で何してんだ」
本人が来てしまった
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みぅな(プロフ) - ありささん» コメントありがとうございます！親からのプレッシャーというのはたとえ言葉であっても虐待のように重いものですよね…ハッピーエンドになる予定ですのでなにとぞお付き合いください！ (2019年10月30日 22時) (
レス) id: fe986c900c (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 今日読ませてもらいました、面白いのでこれからも更新頑張ってください！私的には両親からの虐待(？)もなくなるハッピーエンドがいいです！ (2019年10月30日 22時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めいじ | 作成日時：2019年10月26日 0時
