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五島「だっせ、何だアレ」
二葉「ゴトゥーだって落ち込んでたじゃん」
五島「俺はフジリサキープしてるし」
六反田「1人だけ話せない病治ってないしね」
四谷「その上失恋か」
A「なんか気の毒ですよね」
すると三村先輩がお兄ちゃんに本を差し出した。
一条「“友情”…」
三村「名作だよ。今のジョーにピッタリだと思うんだ」
休み時間、本なんて滅多に読まないくせにそれを読み切ったらしいお兄ちゃん。
次に野郎組の教室を覗いた時、朝より沈んでた。
四谷「あの本、どんなの？」
三村「モテない男が散々空回りした挙句、親友に好きな人を取られる話だ」
四谷「え〜…そりゃ本は心を豊かにするって言うけど…」
三村「失敗した。ダークサイドが豊かになった」
A「何でよりによってそんな本貸しちゃったんですか！」
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「「「え！？」」」
一条「いやだから、こうやって集まんのもうやめようぜ」
六反田「何で？」
一条「何でって、もうみんな女子と話せるんだからさ、勝手に彼女作れはいいじゃん」
二葉「それは…そうだけど」
一条「大体野郎同士でつるんでたらいつまで経っても彼女なんて出来ねぇだろ。こんなん意味ねぇって。てことで解散！お疲れっした！」
そう言って野郎部屋を出ていくお兄ちゃん。
五島「何なんだよアイツ」
三村「今のジョーは、マラソンのゴール手前で一斉にダッシュされて、1人取り残された気分なんじゃないかな」
四谷「そんな…僕達はいつも、一緒に走ってきたのに…」
さっきのお兄ちゃんの笑顔が作り笑顔にしか見えなくて。
あんな顔のお兄ちゃんを見るのは生まれて初めてで。
気づいたら野郎部屋を飛び出していた。
A「待ってお兄ちゃん！」
一条「お、A。どうした？」
A「どうしたじゃないよ、いいの？お兄ちゃん」
一条「いいも何も俺が言い出したんだし。別に縁切るわけじゃねぇんだからさ、お前だってアイツらと会えるよ」
A「そういうことじゃなくて…」
一条「じゃあな。部活頑張れよ」
最後に2回、大きな手を頭にバウンドさせて帰っていく。
…部活なんてやってられないよ。
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___runa(プロフ) - 2での話で続編出たりしないですよね、、、、？すごく面白かったのでもし作成するのであれば見てみたいなと思ってしまいました、、、(*´-`)勝手なお願いですが、、、（ ; ; ） (2022年9月9日 10時) (
レス) @page32 id: d2a07cbcfa (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - ミズキさん» こちらこそありがとうございました(^^)Twitterの方でちらほら更新していきますのでもしよければよろしくお願いします！ (2019年11月15日 23時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ - 連載、お疲れさまでした！いつも、更新を楽しみにしてました。もう、更新がないのは少し寂しいですが、今までこんないい作品をありがとうございました！これからも、ほかの作品もこの作品も応援してます！ (2019年11月15日 23時) (レス) id: 6427a7c139 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - みあちやんさん» ありがとうございます( ; _ ; )私自身とても楽しかったです！Twitterの方では不定期で更新していくのでぜひよろしくお願いします(^^) (2019年11月12日 21時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
みあちやん(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても楽しく読ませて頂きました！野郎組メンバーもその他のメンバーとの絡みなどすごく面白くて大好きな作品です！素敵な作品をありがとうございます！連載お疲れ様でした！！ (2019年11月12日 20時) (レス) id: dfdecc5a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2019年9月12日 22時
