恋の病、発症しました【恋の病と野郎組】

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一条「だからやめろって！自サツ行為だぞ！」

三村「だって話せないんだ！これを着ないと！」

六反田「けど今はダメなんだって！」

二葉「そうだよ！ヘンタイってことで捕まっちゃう！」

八代「そうだ。退学の危険もある」

A「誰のせいだと思ってるんですか！」





戻ってきた三村先輩は、着ぐるみを着て外に出ようとしていた。

慌てて止めるお兄ちゃんと、何とか説得しようとする先輩達。






三村「みんな何やってんだよもう！そりゃ、着ぐるみがあれば女子と近づけるって言い出したのは僕だよ？でも、みんな卑怯すぎる！もう情けないったらありゃしない！」

五島「なんか…ごめん」

三村「僕達に必要なのは着ぐるみ着て女子にセクハラすることじゃない。好きな人の幸せを叶える勇気だ！」

四谷「三村くん…何があったの？」









三村先輩から、千夏さんという人の話を聞いた。

元演劇部で、山田先輩のことが好きな人。

三村先輩はその人のことが好きになって、山田先輩が部活を辞めようとしていることを伝えたいけど着ぐるみがなければ伝えられない。

だから、着ぐるみを着て千夏さんを山田先輩の前に連れていきたいという。







こうして、私達の作戦は開始された。







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